「恵比寿ガーデンプレイス」広場で屋外映画上映会『スターライトシネマ PLUS 2008』を開催、 7月27日(日)に「フラガール」(監督:李相日、出演:蒼井優・富司純子・松雪泰子・豊川悦司)を上映(6) 「常磐ハワイアンセンター」(現「スパリゾートハワイアンズ」)の成功の要因 その3 先駆者の苦闘
新しい事業は、それだけリスク(危険)を背負っており、周囲の説得・調整は勿論、プロジェクトを進める本人も、神様ではないのだから、成功に絶対の自信がある訳ではなかっただろう。
そのあたりを、坂本氏は、
【実は中村が新規事業の構想を練り始めたほぼ同じタイミングで、中村の懐刀の技術部長が炭礦延命の投資提案を持ち込んだのです。しかし、いつも穏やかな中村は、そのときに限って、「俺は聞かん! 部屋から出て行け!」と怒鳴ったそうです。誰よりも炭礦を愛した人間ですから、延命策を見たら延命に走ってしまう、あの提案を見ていたら今の常磐ハワイアンセンターはなかったと後に述懐していました。】
と述べている。
テーマパークの成功例として有名な「東京ディズニーランド」(1983年4月、開業)についても、先駆者は苦難の連続であった。
プロジェクトを中心になって進めた高橋政知氏(「東京ディズニーランド」の運営会社「オリエンタルランド」の元社長・会長。故人)は、日本経済新聞に1999年7月に連載した「私の履歴書」で、
もし、「東京ディズニーランド」が失敗しても、土地を住宅地に転換し、分譲すれば何とか(埋め立て開発の)元は取れるのではないかと思ったと、記述している。
現在の「東京ディズニーランド」の盛況を見ると、そのような心配をしていた事は、想像も出来ないが、新しい事業はそれ程、未知の世界であり、先駆者は苦闘を強いられるのである。
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