「恵比寿ガーデンプレイス」広場で屋外映画上映会『スターライトシネマ PLUS 2008』を開催、7月27日(日)に「フラガール」(監督:李相日、出演:蒼井優・富司純子・松雪泰子・豊川悦司)を上映(9) 「常磐ハワイアンセンター」(現「スパリゾートハワイアンズ」)の成功の要因 その6 広い視野に立つ経営
「スパリゾートハワイアンズ」を見ると、その経営が単なる企業の利益追求ではなく、地域社会の発展を視野にいれた広い考え・理念に基づいている事が分かる。
「フラダンスを地元の関係者で」 の発想もその現れである。
単に、ショートとして「フラダンスを見せる」のならば、プロのダンサーを使った方が手っ取り早く無難だったろう。
しかし、ダンサーは、全員、炭砿関係者の子女が集められた。
多感な彼女達は、
「腰振りダンス!」
「ヘソを出して踊るなんて!」
という周囲からの冷ややかな視線を浴びながらも、必死に民族舞踊の習得に取り組む。
プロの洗練された踊りではないかもしれないが、彼女達の思いをこめたダンスは多くの人の感動を呼ぶ。
「スパリゾートハワイアンズ」で扱う素材・商品は地元のものを使う。
入場者が増えても、「スパリゾートハワイアンズ」直営ホテルは出きるだけ押さえ、先ず、地元の旅館・ホテルに客を廻す。
映画「フラガール」撮影の裏話の中で、プロデューサーの石原仁美(ひとみ)氏は、
【ある日市役所に行くと、市役所のかた全員が
「GO! フラガール」ってバッジを
つけてくださっていたりとか。
常磐線に乗ると、駅、駅に全部
『フラガール』ののぼりが立っていたり、
すべて、こちらから
お願いしたことではないんですよ。】
と語っている。
福島県いわき市が首都圏から電車・車で約2時間という立地も、確かに助けとなっているだろう。
しかし、立地だけでは、42年間もお客を呼び続ける事は出来ない。
富士ゼロックスの「サステナビリティレポート2006」の中で
インタビューワーの富士ゼロックスの芳澤宏明氏は、
「施設に入ると、なにか人の血が通った暖かさを感じますね。」
と語っている。
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