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2008年8月

2008年8月31日 (日)

アリスファームの羨(うらや)ましい いきかた(8)

田舎暮らしの原点に戻ろうと仁木町側の施設を売却し、1997年に規模を縮小して新しい本部を建設し、ブルーベリー栽培を始める。

そしてやがて、ブルーベリーをジャムに加工して一般に販売をすることになるのだが、ここに彼らの素晴らしい着眼点・戦略がある。  

洋服や家具は新しい顧客や新製品を常に開拓しなければならないが、食べ物は、顧客が気に入れば繰り返し食べるものだから、リピート客が多く、安定した売り上げを上げ易い。 その分、新製品の開拓に追われる度合いが違い、個人の生活を楽しむ時間をより持てるのである。
個人の生活を楽しむ事と、事業を、程よくバランスを取り易いのではないだろうか。
事業も、ブルーベリーの栽培から製品にして販売まで、即ち、商品の川上(製造)から川下(流通)まで一貫して行う事により、製品の質や価格を自分達でコントロールし易くなる。 こうして他人から余計な干渉をされずに自分達の考えで事業をし、現在では年商2億円のビジネスに育てているのである。

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2008年8月30日 (土)

アリスファームの羨(うらや)ましい いきかた(7)

事業は順調に成長を続けていたが、1996年、観光牧場を含む仁木町側の施設全体を売却する。
番組やホームページではその理由は語られていないが、その後の藤門・宇土カップルのいきかたを見ると、自分達が本当にやりたい事に焦点を絞った生活を求めたのではないかと思われる。

事業は大きくなれば、マネジメントに多くの時間を取られるようになる。 事業を成長させる事に喜びを感じる事業家ならばそのマネジメントも又、喜びの部分であろうが、もし、そうでない人にとっては、自分の意に沿わない事に貴重な時間を取られる事になる。

いずれにしても、藤門・宇土カップルは、1996年に方向転換をし、翌、1997年に敷地内赤井川村側にある農場に新しい本部を建設する。

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2008年8月29日 (金)

アリスファームの羨(うらや)ましい いきかた(6)

1981年に藤門氏は宇土さんと最初の著書、『カントリーライフのすすめ』を上梓する。
藤門氏と宇土さんは、その後も、山と渓谷社・平凡社・講談社・小学館、等から著書を発表し続け、現在までその数は40に及んでいる。

1983年アリスファーム創設10年を機に1983年に北海道に集団移転する。
この時、北海道仁木町、西武百貨店と「三者協定」を締結し、注目を集める。
その頃にはメンバーも30人を超える大所帯になり、観光牧場「羊が丘牧場」を1986年にオープンする。
牧場は、来場者が年間20万人を越え、羊、馬、牛などの動物およびスタッフ多数、大団体となる。
1988年にニュージーランドの牧場と提携して「世界の羊ショー」を開設する。
1992年にセゾン美術館「シェーカー展」を企画する。関連講演会、出版など多数。

このように時系列で見ると簡単であるが、これといったバックも無く、北海道の地でこれだけの事を成し遂げるのは並大抵の器量では出来ない事である。
藤門・宇土のカップルの力量と人知れぬ努力には頭が下がるのである。

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2008年8月28日 (木)

アリスファームの羨(うらや)ましい いきかた(5)

二人は入籍をしていない。
藤門氏は語る。「制度的な結婚というのは余り面白くないし、やめようというのを昔、決めて、そのままなんですね」

宇土さん「何か不利益があるんじゃあないかと皆言いますけど、別に何も無いですよ。女性も男性も、経済的な自立が前提になりますから、それさえきっちりしていればね。」
 二人の間に男の子二人がいるが、二人は宇土さんの籍に入っている。

しばらくすると、田舎暮らしをする変わった夫婦がいる、とメディアで紹介され、全国から若者が集まってきた。
そして、自給自足の生活者グループ、アリスファームが誕生する。
1974年の事である。

アリス・ファームという名前は、団体が始まった岐阜県飛騨地方の、深い渓流沿いにあった「有巣」という集落名に由来する。 

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2008年8月27日 (水)

アリスファームの羨(うらや)ましい いきかた(4)

岐阜県飛騨で納屋を借りて始めた自給自足の田舎暮らしについて藤門氏は語る。
「ひどい納屋でね、外を歩く人が見えるんだ、全部節穴から。冬は寒いのよ。持っているお金、全部、画鋲で壁に貼って、これだけで暮らすんだ、みたいな、そういう暮らしをしてね・・・」

生活の為、宇土さんは機(はた)を織(お)り、藤門氏は家具造りを始める。

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2008年8月26日 (火)

アリスファームの羨(うらや)ましい いきかた(3)

藤門氏は立教大学時代は山岳部に所属、1973年に立教大学ヒマラヤ遠征隊に参加したが悪天候の為、登頂を断念。 
ヒマラヤに登る事が人生の目標だった藤門氏は失意の余り人生の目標を失い、「都会でサラリーマンという暮らしをしたくないという気がして」世界放浪の旅へ。 

大学のグループでインド旅行をしていた宇土(うど)巻子さんと出会い、意気投合した二人は共にヨーロッパ方面へ旅行。

帰国後、二人で岐阜県飛騨で納屋を借り、見よう見真似で畑を耕し、自給自足の田舎暮らしを始める。 
当時、藤門弘氏28歳、宇土巻子さん24歳。

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2008年8月25日 (月)

アリスファームの羨(うらや)ましい いきかた(2)

藤門 弘 (ふじかど ひろし) 氏は、イギリス人を祖父に持ち、1946年中国上海で生まれ、少年時代は横浜で育つ。
野山を駆け巡り、自然の中で遊ぶ事が大好きだったという。 

藤門氏は言う。「日が沈んだり登ったり、それだけで喜んだりしていた。 ずーと、そうなの子供の頃から。 蝶が舞ったり、鳥が飛んだり、魚が跳ねたりするだけで嬉しい。 で、ずーと、今もそう・・・」

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2008年8月24日 (日)

アリスファームの羨(うらや)ましい いきかた(1)

8月17日のテレビ東京の「ソロモン流」で、北海道余市郡赤井川村の「アリスファーム」が紹介されました。

“自然を相手に生活している人の話かな”と軽い気持ちで見たら、とんでもない。自分の夢を現実化する事業家としての力量もあり、中々凄い人だと分かり感心しました。

 
ホームページの「藤門 弘北海道通信」を読んでみると、しっかり自分の考えを持った方であることが分かります。 
事業基盤を確立しているので、自分のやりたい人生を生きて、自分でしたいことをし、言いたいことが言える、正直言って、このようないきかた(生き方・行き方)が出来ればいいな、と羨ましく思いました。

参考ホームページ
http://www.arisfarm.com/

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2008年8月23日 (土)

楽天野球団黒字経営の秘密(5)若手の育成にはお金を惜しまない。

島田社長兼オーナー「日本のプロ野球では選手を取る仕組みはある程度制限、限られているので、ステップバイステップでちゃんとお金をかけてゆくが、その代わり、若い選手が育っていくようなところには制限(規制)が無いので、出来るだけ環境を整備していく、という考えです」

3年前には9億円をかけて2軍の練習場を作った。 グラウンドは1軍とそっくり同じにしている。 

例えば、太陽への向き(方角)やベース付近の土、人工芝、球場のホームベースからフェンスまでの距離も全く同じなので、若手は2軍から1軍に上がっても、とまどうことが少なく、試合に順応しやすい。
成果は早速現れた。 今年初めて1軍に上がった横川史学(ふみのり)外野手(23)は、5月5日のソフトバンクとのデビュー戦で、飛んできたフライをグランドの特性を生かしたホームへの好返球でランナーをアウトに仕留めた。 
横川選手は語る。「この人工芝をいつも練習で使っていたので・・・頭で考えてどうこうではなく、自然に身体に染み付いていると思うんで、違和感無く、この球場でもやれます。」

最後に島田社長兼オーナーは、野球を面白くする事が最大の商品だから、それをどうしていくか、リーグ全体、セ・パ全体で考えたいと語っていました。

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2008年8月22日 (金)

楽天野球団黒字経営の秘密(4)固定観念にとらわれない企画力により、広告収入を大幅に伸ばす

球場内の看板(広告)は限られたものであり、このスペースだけに頼るとすぐ売り上げの天井にぶっつかるが、楽天では、看板に連動して、チームを使ってプロモーションを出来る権利や、球場内で物を売れる権利、球場を使ってPR出来る権利、等、様々な権利を付与して、権利のパッケージにしてスポンサーに販売している。 

特定の商品にチームの名前を使ってもいいとか、プロモ-ションに使っていいとか、考えれば考えるほど、様々な権利が生まれるのである。 

例えば、スポンサーの会社の取引先の方を招待して、試合の始球式で投げられる権利というのもある。

球場のスタンドの上部で表示されている大リーグで御馴染みの細長い電光掲示板も楽天が我国で初めて導入した。

このようにして、楽天は従前の固定観念にとらわれない企画力により、広告収入を大幅に伸ばしているのである。

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2008年8月21日 (木)

楽天野球団黒字経営の秘密(3)お客さんの目線でサービスを点検

子ども達にはグラウンド整備を体験して貰った。

7月は、「女性月間」としてケーキバイキングや、ハンドマッサージ、そして選手名を告げる場内アナウンスを、試合を見に来た女性客の中から抽選で行う試みも実施した。

島田社長兼オーナーは時間をみて球場に足を運び、お客さんへのサービスを点検する。

例えば、スタンドに作られたバーを見て、グランドを見下ろせる場所(谷側)にあった飲料販売のスタンドを、反対側(の山側)に移し、その場所はお客さんが使って、お客さんがそこ(飲料販売のスタンドがあった谷側の場所)から野球が見物できるように変更した。

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2008年8月20日 (水)

楽天野球団黒字経営の秘密(2)球場を家族で楽しめるテーマパークに

2)島田社長兼オーナーは、「我々は野球というスポーツを提供していますが、広い意味ではエンタテイメントです。
ある意味では、野球場らしくない球場、即ち、テーマパーク、アメリカ式に言えばボールパークを目指す」と言っている。

例えば、球場の目の前の広場では、子供達に人気のアトラクションを開催している。
「子供も、むしろ野球より、こっち(イベント)を喜んでいる」と言う親子連れのお客さんもいるほどである。 球場を家族で楽しめるテーマパークにしようとしているのである。
様々なキャラクター(中に人が入った人形)を登場させて観客を楽しませている。

物販や飲食も新商品を常に提供するようにしている。
仙台名物の牛タン弁当は地元の名店が出店している。 全国チェーンの麻婆豆腐の弁当もある。
いつ来ても新しい商品があるように、人気や季節によって、次々と新商品の食べ物を登場させている。

更に、観客の少なかったビジター側内野席はボックス席に改装し、家族連れ・グループ等でゆっくり観戦する事ができる様にした。

このような努力で、週末は試合の始まる2時間前からお客さんが来るようになった。

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2008年8月19日 (火)

楽天野球団黒字経営の秘密(1)先ず、野球場の営業権を保有しビジネスに生かすこと

「日本でプロ野球で儲かっているのは、巨人と阪神だけ、他の球団は親会社が広告塔と考えて赤字を補填している」というのは良く知られた事実ですが、この長い間の通説を打ち破る球団が現れた。 
2005年のシーズンから新規参入した「東北楽天イーグル」です。 
7月27日放送のNHK 「経済羅針盤」に、楽天野球団の島田 亨(しまだ とおる)社長が出演し、その経営を語っています。 
参考になるその話の幾つかを紹介します。

1)楽天の三木谷社長が個人で神戸のサッカーチームを持っていたことから、球状の営業権を持つ事が、球団経営に非常に大切だと知っており、先ず、球場の営業権を取得する事から始まった。 

今までの球団は、球場側に使用料を払っていたが、楽天では、球場の営業権を持っている為、例えば球場の広告や物品の売り上げ等が球団の収入に結びつくのである。 

その為に、球団は、老朽化した県営宮城球場の改修費用、およそ30億円を県に代わって負担し、球場の営業権(使用権)を取得した。

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2008年8月18日 (月)

裏山の葉っぱが高齢化社会を活性化させた-徳島県上勝(かみかつ)町は何故成功したか(17) 80歳、90歳のおじいちゃん、おばあちゃんが苗木を植える

9)横石氏は語る。「株式会社いろどり単体として考えるのなら、需要があるのだから、他から葉っぱを買ってでも売れば良いでしょう。そうすれば儲けがあっという間に2倍にも3倍にもなるのは、目に見えています。でもそれでは、地域には何も残りません。地域経済における役割を何ひとつ果たせない。そういうやり方は、長期的に見れば、絶対に良い筈がないんです。」

10)「おじいちゃん、おばあちゃんが今苗木を植えている。何故、苗木を植えるのか不思議だった。80歳で苗木を植えても将来、取れない。おばあちゃん、どうして苗木を植えるの?って訊いたら、“子や孫が継いでくれる夢の種をまいているんだ”と。」

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2008年8月17日 (日)

裏山の葉っぱが高齢化社会を活性化させた-徳島県上勝(かみかつ)町は何故成功したか(16) 事業の要諦は、各農家が自分の事業として主体性をもって考え、工夫をしながら仕事をしていくこと。

7)Faxとパソコンで情報ネットワークが構築されることにより、各農家(生産者)は毎日市場の生の情報に触れ、各自の売り上げがオープンに順位と共にデーターとしてパソコンで見られるようになった。 
各農家(生産者)は、ライバル意識を刺激され、生産者の方が自ら知恵を絞るようになり、ただ受身で注文を待っているのではなく「自ら考える」という習慣が生まれた。

例えば、ホウ葉が売れるということが分かったら、じゃあ植えようかとなるが、「こんな平らなところに植えたらいかん」と。まっすぐ上に高く伸びる植物だから、平らなところに植えたら、ハシゴを持ってこないと葉っぱが取れなくなるから、わざと傾斜や段差のあるところに植える。

モミジを、倉庫と倉庫の間の本当に狭い隙間、ほとんど日も当たらないような場所に植えた人もいる。 経験的に、台風がこれから多くなるというのがわかったので、日が当たらない代わりに、風にも当たらない場所に植えたのである。 これなら、何十回台風が来ても葉が痛まないし、日当たりが悪いから、11月になっても青モミジが取れる。

このような各農家(生産者)のノウハウ・工夫の積み重ねがあるのが上勝町の強みだと横石氏は言う。

8)横石氏は高齢者に真に必要なのは「出番」と「評価」の二つではないかと言う。
出番とは、自分が社会の役立つということを実感してもらうこと。
評価については、自分のやっている事が売り上げの数字で正直に現れること。 
多くのおばあちゃんたちがパソコンを立ち上げて真っ先に見るのが、自分の成績だという。「負けとうない」とおばあちゃん達は頑張るのだ。 

上勝町では、おばあちゃん達は、毎朝、起きるとやらなければならない自分の仕事があり、社会の中で自分の居場所があるのだ。

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2008年8月16日 (土)

裏山の葉っぱが高齢化社会を活性化させた-徳島県上勝(かみかつ)町は何故成功したか(15) 「アイデアというのは最初のきっかけにしか過ぎない」

4)やがて、出荷する市場の拡大や品目の増加(現在は約330品目)から、これらをコントロールするシステムが必要となり、1998年にパソコンを導入する。モデルにしたのは、セブンイレブンのバーコード・システムで、「商品棚を山に見立て、高齢者達の持つ畑が店だという感覚でコンピュータを入れる必要があると考えた」と横石氏は語る。

5)現在では、FAXとパソコンで、株式会社いろどりと各農家(生産者)をつなぐネットワークが構築されている。
毎朝、株式会社いろどりから各農家へ、全国の市場から受けた注文を流す。 例えば「モミジ100パック」の注文を各農家(生産者)が見て、「じゃあ、うちからは10パック出します」と株式会社いろどりに予約を入れて、モミジを取りに行き、昼にはパック詰めしたものを株式会社いろどりに出荷し、株式会社いろどりは、それらをまとめて航空便で全国の各市場に送っている。 
売り上げの80%が各農家(生産者)の収入になる。

6)上勝町の成功した事業モデルは全国の自治体でも注目され、毎年4,000人もの視察団が上勝町を訪れるが、上勝町の「つまもの」のシェアは全国で80%で、上勝町のシェアを揺るがすライバルは出ていない。

「葉っぱなら山にいくらでもあるし、軽くて扱いやすいからいいな、着眼点が良かったな」としか思えない人は、いくら真似をしても、ものにはならないと思います、と横石氏は言う。

「アイデアというのは最初のきっかけにしか過ぎなくて、結局は、いかに一人ひとりが主役として、自分のこととしてそれに取り組められる体制を作るかだと思います。そういう主体者意識を各農家(生産者)で持ってもらえれば、こちらの想像をはるかに超えたことが出来る。だから、いかにしてそういう環境を整えるか、それが大事だということですね。」

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2008年8月15日 (金)

裏山の葉っぱが高齢化社会を活性化させた-徳島県上勝(かみかつ)町は何故成功したか(14) 最初は農家に相手にされなかった。

多くの示唆を含んだ今回の徳島県上勝町の話を、番組や、インターネットで集めた情報を基に、もう一度簡単に振り返って見ます。
参考ホームページ
http://www.innovative.jp/interview/2005/0720.php
http://www.lasdec.nippon-net.ne.jp/its/bestpractice/advance/g1.html

1)たまたま入った大阪の寿司屋で、女性客が、料理に添えられたモミジの葉っぱを大切そうに綺麗なハンカチで包むのを見て、「これはいける!」 と思いついた葉っぱビジネスも最初は農家の反応は惨憺たるものだった。

2)「タヌキじゃあるまいし、葉っぱが金になるのなら、そこら中に御殿が建つわ」と、ほとんど取り合って貰えなかった。中には「横石さん、仕事は汗水垂らしてするもんで」とコンコンと説教する人もいた。
それでも、その時に「たまには若い人の話も聞かんとね。それで、何の葉っぱを集めて来たらいいの?」と言って協力してくれる人がいてスタートする事が出来た。

3)最初は「葉っぱを集めて持っていけばいいんでしょ」というくらいに安易にしか考えていなかったが、料理に応じて、器に応じて、季節により、必要となるものは違い、「ただの葉っぱ」が売れるほど甘くはなかった。
しかし、それらのポイントは料理人のプロとしての領域で一朝一夕に教えてもらえるものではなかった。

横石氏は語る。
「教えて下さい」って頼んでも教えてくれないのなら、客として行こうと料亭に通い詰めました。
それなら追い返されない、少なくとも料理を運んできたときには、質問ができますからね。
一週間に2回、3回と行くこともあって、最後には痛風になってしまいました。
もちろん、こんなの経費として認めてもらえませんから、給料を全部使って、貯金も全部はたいて。
でも、そのときは「何としてでも成功させたい」という一念でしたから。

それを2年間くらい続けて、やっと、ある料亭の料理人さんが気に入ってくれたというか、根負けしたのかもしれませんが、ともかく板場に入れて貰った時は、本当に嬉しかったな。

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2008年8月14日 (木)

裏山の葉っぱが高齢化社会を活性化させた-徳島県上勝(かみかつ)町は何故成功したか(13) 上勝町の老人医療費は徳島県内で一番低い。

徳島県には24の市町村があるが、平成18年度で見ると、上勝町は一人当たりの75歳以上の老人医療費が627,000円と一番低かった。 

これは県内で一番高い自治体より30万円も低い数字である。 

この時の全国平均は約83万円だから、いかに上勝町の老人医療費が低いかが分かる。

上勝町の実態について調べた徳島大学医学部の教授は、上勝町の高齢者達は、葉っぱの需要に応える為、風邪も引かないように、怪我もしないように、体調管理にも皆が気をつけていると、指摘している。 

毎朝起きてしなければならない仕事がある高齢者は病気とは縁が薄いのである。

「高齢者だって働けるだけ働いたら政府だって(医療費が安くなって)助かると思うんやけどね」上勝町のおばあちゃんは言う。

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2008年8月13日 (水)

裏山の葉っぱが高齢化社会を活性化させた-徳島県上勝(かみかつ)町は何故成功したか(12)80歳、90歳の高齢者がパソコンを操る上勝町(その5)「之を見てみたいと思うものがパソコンの中にあるかどうかが大切」

村上龍「どちらかというと、おばちゃんの方が、日本の社会では個人として自立しているという事ですかね」
横石「自立していると言うかしっかりしている」

村上龍「パソコンもおばあちゃん達は、自分に興味がある情報だから見るんですよね・・・」
横石「仰るとおり、中身が勝負です。見たい、之を見てみたいと思うものがパソコンの中にあるかどうかのほうが・・・だから、あまり教えなかったんです。 自信はありました。教えなくても、大丈夫だろうと。」
「絶対ここを見たいというところを入れてあげれば見る。」

小池栄子「おばあちゃん達がパソコンを使い出してから、老いるのがスピードが遅そうですよね・・・」
横石「凄い頭が良くなりました。頭は使えば使うほど、良くなりますから」

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2008年8月12日 (火)

裏山の葉っぱが高齢化社会を活性化させた-徳島県上勝(かみかつ)町は何故成功したか(11)80歳、90歳の高齢者がパソコンを操る上勝町(その4)「個人個人が自分の事業として組み立ててあげる方が良い」

「おばあちゃん達を競争させて、刺々(とげとげ)しくならないのですか?」
村上龍(番組のMC-メインキャスター)氏の質問に横石氏は答える。

「刺々(とげとげ)しくならないですね」
「田舎のおばあちゃん達は、全体が共同でやればいいというよく言われるが、私は違うと思いますね。個人個人が自分の事業として組み立ててあげる方が良いです。」 

「全体で例えば100人を同じ場所に集めて、同じ作業をさせると失敗する」
小池栄子(番組のキャスター)「ああ、それ分かるな・・・女性として分かります。」

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2008年8月11日 (月)

裏山の葉っぱが高齢化社会を活性化させた-徳島県上勝(かみかつ)町は何故成功したか(10)80歳、90歳の高齢者がパソコンを操る上勝町(その3)「売り上げの順位が分かるのは、励みになり楽しみ」おばあちゃん達は語る

「パソコンを導入するきっかけは、バーコードを使ってきちんと情報を管理しているコンビニの仕組みを見た時、これが田舎に必要だと思った」と、横石氏は語る。

おばあちゃん達は、パソコンの情報を通してマーケット調査をしていることになる。
「物凄く面白い、やめられない。とおばあちゃん達は言っています」横石氏の話は続く。
「(おばあちゃん達にとって)一番楽しみなのは、自分のやった事がはっきり数字で現れ、自分を評価出来る事。 売り上げ順位にも拘(こだわ)る。自分の努力した事がどの辺の順位になるか分かる事が楽しみだとおばあちゃん達は言っている」

村上龍(番組のMC-メインキャスター)氏が横石氏に質問する。
「最近は日本的なシステムの方が良くて、成果主義の導入に消極的な企業が増えてきましたけど、おばあちゃん達は、競争させて、刺々(とげとげ)しくならないのですか?」

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サッポロビール(サッポロホールディングス㈱・恵比寿ガーデンプレイス㈱)のあきれた対応―「スターライトシネマ PLUS 2008」の運営について(4) お客の声に謙虚に耳をかたむけずに、何故、事実の捏造をし、しらばくれるのか?(その3)

「整理券を、1番から順番に渡すのは、良い席で見ようと早くから並ぶ人達に対して配慮が足りないのではないか」という問題点の指摘に対して、サッポロビール(サッポロホールディングス㈱・恵比寿ガーデンプレイス㈱)から、驚くべき事に、

【お並び頂いた先頭の方の座席につきましては、会場の中心あたりの座席をご案内させていただいております。(原文のまま)】
と、回答が返って来た。
「この回答内容は嘘ですよ」と、直ちに指摘したが、サッポロビール側は知らん顔である。 再び、指摘をしてやっと返事が返って来たが、捏造を認めようとはしなかった。

下の2枚の写真は、8月10日(昨日)の映写会の整理券配布の状況を写したものである。

810081

810082
1枚目の写真向かって右の列が整理券を貰う為に並んでいる人達で、列の先頭の人に、黒Tシャツにベージュ色のズボンの係り(2人いる)が整理券を渡している。
サッポロビール(サッポロホールディングス㈱・恵比寿ガーデンプレイス㈱)の主張するように、
【お並び頂いた先頭の方の座席につきましては、会場の中心あたりの座席をご案内させていただいております。(原文のまま)】
のならば、整理券を渡す場所に座席配置表(図)を用意して、それを見ながら、お客に席を選ばすなり、しなければならないが、そのようなものは整理券を渡す場所には何も用意されていない事が分かる。
係り(黒Tシャツにベージュ色のズボン)は、単純に、1の番号から順番に、整理券を渡しているだけなのが明らかである。
座席配置表(図)は、配布場所から20メートルぐらい離れたところにあり(2枚目の写真中央部の白いボード)、お客は、整理券を受け取った後から、20メートル離れた座席配置表(図)の場所に行って始めて、自分の席が何処にあるか知る事になる。

問題点を指摘しても、回答が嘘である事を教えても、改良する時間は十分あっても、サッポロビール(サッポロホールディングス㈱・恵比寿ガーデンプレイス㈱)のお客に対する配慮の足りない態度は変わっていないのである。

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2008年8月10日 (日)

裏山の葉っぱが高齢化社会を活性化させた-徳島県上勝(かみかつ)町は何故成功したか(9)80歳、90歳の高齢者がパソコンを操る上勝町(その2)

葉っぱを出荷する農家がパソコンを使うのは訳がある。 
先ず、前日の出荷量と当日の出荷目標値の情報をパソコンから入手する。 日々更新されるこのサイトには葉っぱで稼ぐ為の情報が盛りだくさん掲載されている。
サイトには、前日の個人(農家)別売り上げが順位と共に一覧で表示され、各自の励みにもなっている。 例えば、117人中9位という具合である。
「昨日は向こうさんがさんがようけ出しているな」と、一目で分かる。
「昔は農家は肉体労働だったけど、今は頭も使わないとね・・・」80代のおばあちゃんは語る。

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2008年8月 9日 (土)

裏山の葉っぱが高齢化社会を活性化させた-徳島県上勝(かみかつ)町は何故成功したか(8)80歳、90歳の高齢者がパソコンを操る上勝町(その1)

1999年8月、時の総理大臣小渕恵三が富山県旧山田村(現、富山市)を訪れた。
視察の目的は高い普及率を誇ったパソコンである。
当時、山田村は、村中にパソコンを配布し、電脳村として村おこしに励んでいた。
高齢者がパソコンを使いこなしていると、日本中の話題になったのである。

あれから9年、パソコンはどうなったのか? 
ここ数年は、電源すら入れたことがないという家庭が殆(ほとん)どである。 
山田村の住民は語る
「自分で何かをやろう、何かするのに必要なら勉強も続くけど、生活上の必要性がなければ結局は長続きしない」

一方、徳島県上勝町では、「今は、頭も使わんとね」と言いながら、90歳の人まで、パソコンを操(あやつ)っている。

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2008年8月 8日 (金)

裏山の葉っぱが高齢化社会を活性化させた-徳島県上勝(かみかつ)町は何故成功したか(7)「出て行け」と言われ、横石氏は発奮する。「諦めずに自分の出来る事をやらなければいけない。」

「出て行け」
とまで地元の人達に言われた横石氏は、
「だから、そこはやっぱり、やってみようと思いましたね」と番組で静かに語る。
「諦めずに自分の出来る事をやらなければいけない。」

葉っぱビジネスについて、横石氏は語る。
「地元の人では見えない。
ずーと当たり前のようにあるので、紅葉の葉っぱが紅葉しても、足元にあるものでも珍しいものとは思わない。」
「でも外からくると良く見える。ああ、良いところだなと」

「仕事が無い事への危機感は、皆さん持っていらっしゃらなかったんですか?」
という番組キャスター・小池栄子の質問に
「諦めていましたね。もう駄目だと
だから、一軒も家が建たなかったですね。 
皆が出て行こうとしていたので。
人口も減り続けていましたね。」

「一人の人間として、この人達に、何が出来るだろうかと考えた。
朝起きた時に、これをやらなきゃいけないと思えるものがあるかどうか、この事が一番大事だと思いましたね。」

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サッポロビール(サッポロホールディングス㈱・恵比寿ガーデンプレイス㈱)のあきれた対応―「スターライトシネマ PLUS 2008」の運営について(3) お客の声に謙虚に耳をかたむけずに、何故、事実の捏造をするのか?(その2)

会場のベンチ席は、前から順番に1から150まで番号が貼ってあった。
そして、整理券を貰う為に並んでいる人たちに向かって、「整理券は列の前の人から、1から150まで順番に配布し、番号の変更は一切、受け付けません」と、係りが繰り返し叫んでいた。 
確かに、列に並んだ前の人から機械的に、1から始まる番号を順番に渡すのが主催者にすれば一番手間がかからない簡単な方法である。 
そこには、お客さんのことよりも、自分達(主催者)の手間隙(てまひま)を少しでも少なくする事が優先されているのである。

この整理券の配布方法では、一番最初に来た人は、一番前の端っこの席になる。 映画の場合、前の席に座ると、スクリーンを見上げなくてはならないので良い席ではない。 端の方も勿論、見難くて良い席ではない。 
「良い席で見たくて早く来る人に、一番前の端っこの席を割り当てるのは可哀そうではないか。 もう少し、整理券の配布方法に配慮があっても良いのではないか」と主催者側の責任者と名乗る「K」(名前は伏せます)に言ったが、暖簾に腕押し。 
そもそも彼ら(会場の運営に当たっている人達)の態度には、お客さんに対する配慮があまり感じられない。 何か訊いても、女性の係りも含めて、迷惑そうな顔をするし、答える内容もつっけんどんで一方的。 係りが客を見下しているのである。 

Kは、「我々のやりかたを諒解し、納得して並んで貰っていると思っている。 (我々のやりかたが)嫌なら、並んで貰わなくても結構。 (映画を見ずに)帰られても構いません」とも言った。 暑い中を足を運んできたお客さんに対する、30代ぐらいの若者の、この尊大・不遜な態度! 
思わず、「映画(「フラガール」)が見たくて、仕方なく並んでるんで、(貴方達の会場運営のやりかたに)納得している訳ではないよ」と言い返す。 
列に並んでいる人からも、「(映写会は)何回もやっているのに、今までの経験から何も勉強していないのかね」と声があった。

以上が、当日(7月27日)のありのままの状況(事実)ですが、このお客に対する配慮の足りない運営の問題点の指摘に対して、サッポロビール(サッポロホールディングス㈱・恵比寿ガーデンプレイス㈱)から驚くべき回答が返って来る。

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2008年8月 7日 (木)

裏山の葉っぱが高齢化社会を活性化させた-徳島県上勝(かみかつ)町は何故成功したか(6)最初に変えようとした時、すごく住民から怒られた。「よそもののお前に何が出来るんだ」

大阪の出張から帰った横石氏は、どんな種類の葉っぱが、どの季節に必要なのか、徹底的に研究を繰り返した。

葉っぱビジネスを支えた成功の要因の一つは、高低差が激しい上勝町の自然にもあった。 
ここは年間を通じ、色とりどり、様々な種類の葉っぱが収穫出来るのだ。

そして今では、上勝の町には田舎町とは思えない立派な家が建ち並ぶまでになっている。 

しかし実は、現在の成功までの道のりは、決して平坦ではなかった。
最初のうちは、住民の理解を中々得られなかった。

「よそもののお前に何が出来るんだ」
「そんな事を言うやつは帰れ」
「うちの町にお前は要らない」
とまで言われたという。

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サッポロビール(サッポロホールディングス㈱・恵比寿ガーデンプレイス㈱)のあきれた対応―「スターライトシネマ PLUS 2008」の運営について(2) お客の声に謙虚に耳をかたむけずに、何故、事実の捏造をするのか?(その1)

7月30日のブログhttp://www.ebisu.asia/2008/07/727_d852.htmlで指摘したように、整理券150名の定員があるのだから、列が出来始めた段階で、人数を数え、定員に達した以降は、並んでも整理券は出ないことをお客さんに案内しなければならないが、当日、主催者側は、只単に、列の最後尾に、看板を持った係りを立たすだけで、人数を数えていなかった。 

それでは、集まったお客さんに不親切ではないか、という、本ブログの指摘に対し、サッポロビール(サッポロホールディングス㈱・恵比寿ガーデンプレイス㈱)は、

【お客様のご案内について
お並び頂いている方の人数に関しましてはカウントし、座席数を超えるまえにお客様へご案内致しております。(原文のまま)】
と、しゃあしゃあと、連絡(回答)をしてきている。

何故、このような事実捏造(ねつぞう)を行うのか? 
何故、素直に、不親切な運営だった事を先ず、認めないのか?

サッポロビール(サッポロホールディングス㈱・恵比寿ガーデンプレイス㈱)の対応に寂しさを感じるのである。

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2008年8月 6日 (水)

裏山の葉っぱが高齢化社会を活性化させた-徳島県上勝(かみかつ)町は何故成功したか(5) 「これは凄い事だ」と、「ピッと来た」

大阪の寿司屋での衝撃的な光景について、横石氏は番組で、その裏話を披露している。
その時の若い二人の女性が美人で、店の中でも目についたということである。 

つい、関心を持って見ていた。 女性が葉っぱを包む為に出したハンカチが、アイロンが掛かったピンクの綺麗な物で、紅葉の葉っぱを包んで、大切そうに持って帰ろうとしていた。 
「あんな綺麗なハンカチに包んで貰える価値があるんだ」と。 それほど大切なものなんだ、「なるほどな」と思った。

その光景が、凄く、驚いた事と、「これは凄い事だ」と、「ピッと来た」、と横石氏は語っている。

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サッポロビール(サッポロホールディングス㈱・恵比寿ガーデンプレイス㈱)のあきれた対応―「スターライトシネマ PLUS 2008」の運営について(1)

7月27日(日)夜、「スターライトシネマ PLUS 2008」の一環で、映画「フラガール」が「恵比寿ガーデンプレイス」の広場で無料上映された。

Dscn0072

しかし、当日の会場運営は、集まったお客に対する配慮が足りない、尊大・不適切なものであったので、サッポロビールグループの社会貢献の趣旨を生かした今後のより良い運営の為にと、7月30日の本ブログhttp://www.ebisu.asia/2008/07/727_d852.html で具体的に問題点を指摘した。 
その指摘に対して、サッポロホールディングス㈱は、ブログで指摘した問題点は存在しないと言わんばかりに、虚偽の事実をでっち上げて回答してきた。 

「(サッポロビールの)回答書の内容は、虚偽である」と2度にわたり反省を促したが、サッポロビールの対応は変わらなかった。

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2008年8月 5日 (火)

裏山の葉っぱが高齢化社会を活性化させた-徳島県上勝(かみかつ)町は何故成功したか(4)「何か高齢者にも出来る仕事は無いか?」考え続ける横石氏は、ついに、或る出来事に遭遇する。

人口の半分が65歳以上のお年寄りの荒廃した町を見て、横石知二氏は、考える。
何か高齢者にも出来る仕事は無いか?
上勝(かみかつ)町に来て7年目の或る日、横石知二氏は、ついに人生を一変させる光景に出会う。

大阪の市場に出張した帰り、農協の職員と一緒に立ち寄った寿司屋での出来事。 
ふと、斜め前で食事する若い女性客の声が耳に入ってきた。
「これ、かわいい、綺麗ね。 ね、持って帰ろうよ!」
女性たちが話題にしていたのは、料理に添えられている、紅葉した紅葉の葉っぱだった。 

横石氏は、目を疑った。 
あんな葉っぱが綺麗? 
珍しくも何ともない。上勝なら幾らでもあるのに。 

この瞬間、横石氏の頭に電撃が走った。 
「そうだ! 葉っぱを売れば良(い)いんだ!」

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2008年8月 4日 (月)

裏山の葉っぱが高齢化社会を活性化させた-徳島県上勝(かみかつ)町は何故成功したか(3)30年前、上勝(かみかつ)町は荒廃した高齢化社会だった

Photo

妻物(つまもの)と呼ばれる料理を飾る葉っぱで、株式会社いろどりは、シェア8割を占め、年商2億6千万円を売り上げる。
このビジネスを立ち上げた横石知二氏は、徳島市出身で、徳島県農業大学校園芸学科卒業後、20歳の時、上勝町農協へ就職した。

この時、横石知二氏は、今では想像もつかない光景を目の当たりにする。
町内の役場や、農協では、60歳を超えた男達が、昼間から一升瓶を片手に、くだをまき、女性たちは朝から晩まで、尽きる事無く、他人の噂話や悪口を言い合っていた。
そして彼らは、横石氏に言った。

「はよ、補助金、取ってきいや!」
仕事が無い事が高齢化した町を荒廃させていた。

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2008年8月 3日 (日)

裏山の葉っぱが高齢化社会を活性化させた-徳島県上勝(かみかつ)町は何故成功したか(2)葉っぱビジネスの仕組み

葉っぱビジネスの仕組み。
①朝9時、JA(農協)東徳島上勝支所に全国の市場から葉っぱの注文が電話で入る。
笹4枚、蓮いものハート型100枚、ジャンボ紅葉200枚、等。
②農協は、10時過ぎに集まった注文を集計し、各家庭へFaxで流す。
③各家庭はFaxをチェックし、自分が受けたい注文を決め、農協へ受注の電話をする。
④受注が農協で受け入れられると、早速、山へ行って、葉っぱを取ってきて、家でトレイに入れビニールで包み農協へ出荷する。山芋の葉っぱは10枚で250円、丸い葉っぱの金連葉は1枚25円という具合に商品になる。
⑤現在、上勝町では、200軒近い農家が様々な葉っぱを農協に納品している。
⑥午後1時半、トラックは空輸の為、徳島空港に向かう。 上勝町農協は、「上勝いろどり」の統一ブランド名で約320種類の葉っぱを全国の市場に出荷している。

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2008年8月 2日 (土)

裏山の葉っぱが高齢化社会を活性化させた-徳島県上勝(かみかつ)町は何故成功したか(1)人口の半分が65歳以上のお年寄りの町

料理の“つま”・飾りに使われる葉っぱで、過疎の高齢化社会を活性化させた徳島県上勝(かみかつ)町の成功話は有名ですが、7月28日のテレビ東京の「カンブリア宮殿」で、仕掛け人の株式会社いろどり代表取締役・横石知二 (よこいし・ともじ)氏がエピソードを語ってくれました。

徳島市から車で約1時間の山間部の町、上勝(かみかつ)町は、人口2,000人足らずの、半分が65歳以上のお年寄りの町です。
ところが、この過疎の町に、年間約4,000人の見学者が訪れます。
その多くは、全国の自治体の関係者で、彼らのお目当ては、株式会社いろどり代表取締役・横石知二氏です。

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2008年8月 1日 (金)

「恵比寿ガーデンプレイス」広場で屋外映画上映会『スターライトシネマ PLUS 2008』を開催、7月27日(日)に「フラガール」(監督:李相日、出演:蒼井優・富司純子・松雪泰子・豊川悦司)を上映(19) 7月27日(日)夜、映画「フラガール」が上映されました(その3) 感動を再び

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当日のスクリーン。 屋外なので周りの灯りも写っています。スクリーン上は蒼井優ちゃん。

私はこの映画を見るのは2回目ですが、今回、このブログを書く為に、常磐ハワイアンセンター(現:スパリゾートハワイアンズ)創業の物語を調べて、事実と映画の違いを知ったので、1回目より感想が一寸、違ってきました。

映画では、女の子達に、ダンスを教える東京から来た先生は、昼間から酒をあおって、女の子達との初対面の挨拶も禄に出来ず、やくざのような借金取りが追いかけてくる、という設定ですが、モデルとなった実際の先生は真面目な方で借金取りもいなかったとのことです。 
大ドームの中の椰子の木を守る為に、炭鉱住宅の人達が、自分達の寒さも厭(いと)わず、家の石油ストーブを自発的に持ち寄った事実も、映画では、富司純子さん演じる夫人会長が、常磐ハワイアンセンター開設に反対する人たちを説得する、となっています。
いずれも、映画を面白くする為に、脚色されたものですが、この物語は、そこまでしなくても、事実を追いかけるだけで、このプロデューサー、脚本家、監督、出演者達のチームなら、十分、いや、もっと感動を呼ぶ作品を作ったのではないかな、と思ったりしました。

会場では、映画の物語が終わっても、半数ぐらいの観客は座ったままで立とうとせず、字幕だけになったスクリーンを、感動の余韻に浸るように眺めていました。

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