アリスファームの羨(うらや)ましい いきかた(8)
田舎暮らしの原点に戻ろうと仁木町側の施設を売却し、1997年に規模を縮小して新しい本部を建設し、ブルーベリー栽培を始める。
そしてやがて、ブルーベリーをジャムに加工して一般に販売をすることになるのだが、ここに彼らの素晴らしい着眼点・戦略がある。
洋服や家具は新しい顧客や新製品を常に開拓しなければならないが、食べ物は、顧客が気に入れば繰り返し食べるものだから、リピート客が多く、安定した売り上げを上げ易い。 その分、新製品の開拓に追われる度合いが違い、個人の生活を楽しむ時間をより持てるのである。
個人の生活を楽しむ事と、事業を、程よくバランスを取り易いのではないだろうか。
事業も、ブルーベリーの栽培から製品にして販売まで、即ち、商品の川上(製造)から川下(流通)まで一貫して行う事により、製品の質や価格を自分達でコントロールし易くなる。 こうして他人から余計な干渉をされずに自分達の考えで事業をし、現在では年商2億円のビジネスに育てているのである。
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