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2008年12月

2008年12月25日 (木)

アグネス・チャンさん「恵比寿ガーデンプレイス」の第30回ユニセフ・ハンド・イン・ハンド・中央大会に出演

12月23日に行なわれたユニセフの大会に出演したアグネス・チャンさんは女優の松田美由紀さんらとのミニトークの後、自身が作詞・作曲した「一人にはしないから」を張りのある元気な声で熱唱しました。 
尚、この曲は印税がユニセフに寄附されています。 

アグネス・チャンを生で見るのは初めてでしたが、トークも上手く、歌も、明るく人を元気づける歌唱でさすがだと思いました。

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写真の向かって左は、年末年始に広場に飾られている、6億3千万円と言われるバカラ社製の大シャンデリア

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2008年12月23日 (火)

ソニー神話の終焉か・ハワード・ストリンガーCEO(最高経営責任者)と「英語でしゃべらナイ」(5)危機に対処する具体的な施策を持たないCEO。

「困難な事態をどう解決しますか」と訊かれたハワード・ストリンガーCEO(最高経営責任者)はこう答えている。
「どうやって解決? それはこれから分かる事だよ! 会社の合理化や新しい環境で戦えるかを考える機会だと思う・・・」

この放送から8日後にはソニーは全世界で16,000人の人員整理と5,6箇所の工場閉鎖という衝撃の発表をするのだが、このような困難な事態を前に、経営トップはにこやかに笑いながら他人事のような論評をしているのである。 

真摯にソニーの未来を自分の事として考えているならば、もっと具体的に施策を述べ、自分の思いのたけを吐露するのではないだろうか? 

かってのソニーはモルモットと言われながら新しい技術を開発し、斬新な優れた製品を世界に送り出してきた。 ソニーブランドにはある種の輝きがあった。 
その良きDNA(遺伝子)を伸ばしてソニーを発展させていこうという気概が、ハワード・ストリンガーCEO(最高経営責任者)の言葉に感じられない。 

抽象的な言葉の羅列で、気楽ささえ感じられる。
ハワード・ストリンガーCEOは好んで“ソニーユナイテッド”という言葉を使うが、16,000人もの首切り前にすると虚しいお題目のように響くのである。
会社が未曾有の危機にある時に、失礼ながら、ソニーにとってさして重要な意味があるとも思えない番組に何故、CEO自らが出演したのか、番組での発言を聞いていると、分からない。 
具体的なことは何も言わない事からすると、番組の場を利用して、ソニーの新しい挑戦を広く世間に知らしめようという訳でもない。
気楽な時間つぶしをしているようにすら見えるのである。

ハワード・ストリンガーは立派な人物であるが、危機に面し曲がり角に来た世界企業ソニーのトップとしては残念ながら“?”がつくのではないだろうか。
(ソニーの項終わり)

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2008年12月21日 (日)

ソニー神話の終焉か・ハワード・ストリンガーCEO(最高経営責任者)と「英語でしゃべらナイ」(4)先人が築いた会社の資産を切り売りして目先の利益を取り繕ってきた最近のソニー

ハワード・ストリンガーCEOの言葉は立派であるが、この放送から間もない12月9日に、ソニーは全世界で16,000人(内、8,000人は正社員)の人員削減と5,6箇所の工場閉鎖という衝撃的な発表をしている。 
インターネットは産業構造を変え、既存の考えが通用し難くなっている。ソニーとて例外ではなく、大きな経営上の曲がり角に来ているといっても過言ではない。 
そして最近のソニーを見ると、あまり明るい話が聞えない。 
ハワード・ストリンガーがCEOになったのは2005年で3年経つが、その間、品川本社の不動産を始め、海外のめぼしい不動産や半導体事業の売却等で利益を取り繕ってきた。 
この、先人が築いた会社の資産を切り売りして事業の目先の利益を追うやりかたは、サラリーマン経営者がトップになった場合、己の保身の為に行なう典型的な手法である。
そして今回は大幅な事業の縮小の発表である。 
口先ではエレクトロニクス部門の強化を唱えるが、具体的な施策は発表されていない。

実は、今回の番組でハワード・ストリンガーCEOと1対1で向かい合ったアナウンサーの蒼井実氏が
「世界経済は今、大変な状況です。 困難な事態をどう解決しますか?」
とストリンガーに訊いている。
(続く)

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2008年12月20日 (土)

ソニー神話の終焉か・ハワード・ストリンガーCEO(最高経営責任者)と「英語でしゃべらナイ」(3)「世界と闘うには野心とエネルギーが必要」ハワード・ストリンガー

会長室に残ったNHKアナウンサーの蒼井実氏はハワード・ストリンガーCEOと向かい合う。
前以て話す事を用意しているのだが、緊張のせいか殆どまともに英語が話せない。
彼の話そうとする事をストリンガー氏が斟酌してかろうじて会話が成立する。

ハワード・ストリンガーCEO
「今の若い人にはチャンスが溢(あふ)れている。
まず自分のやりたいものを探して、楽しくなかったら移るべきだと思う。
とにかく興奮(excitement)が大切。新鮮さは若さを保つものだから。
若さは年齢ではなく、気持ちの問題。 
成功したければ考えが若くないと。自分で考えて何にでも興味を持ち、世界に出て勉強する事から始まる。」 
「日本人の暮らしは快適だし、十分なお金があり、米国人のように大きな家に住みたいという願望も無く、物欲も少ない。
でもそれは弱点にもなる。中国や韓国など、世界経済と闘うにはとにかく野心とエネルギーが必要。モチベーションが必要なんだ。
そうじゃあないと自己満足で終わる。それが日本の敵だ。居心地の良さもね。」
(続く)

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2008年12月18日 (木)

ソニー神話の終焉か・ハワード・ストリンガーCEO(最高経営責任者)と「英語でしゃべらナイ」(2)

よく知られているように、ハワード・ストリンガー氏はアメリカの大手テレビ局CBSの元プロデューサーで数々のドキュメンタリーを手掛け、アラファトやマーガレット・サッチャー、鄧小平ら、世界の要人達を取材してきた。
押切もえ
「前職は今の仕事にどのように役立っていますか?」

ハワード・ストリンガーCEO
「テレビの仕事というのは本当に協力し合う事が大切。 
だからこの経験は会社経営の良いトレーニングかも知れない。 
謙虚でコミュニケーションをよく取り人と関わらないといけないからね。」

この後、番組キャスター4人の内、NHKアナウンサーの蒼井実氏だけ残して押切もえら3人は、別のソニーの社員達と英語クイズの場面を収録する為会長室を退出する。 学生時代にソニーを受けて不合格になった蒼井実氏が自分を不合格にした会社のトップと対決する、という番組の趣向である。
(続く)

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2008年12月17日 (水)

ソニー神話の終焉か・ハワード・ストリンガーCEO(最高経営責任者)と「英語でしゃべらナイト」(1)

NHK総合テレビジョン「英語でしゃべらナイト」12月1日の放送では、番組キャスターの一行(海外での活躍を期して英語勉強中のモデル・押切もえ、俳優八嶋智人、NHKアナウンサー青井実、日本語も得意のハーバード卒の知性派お笑い芸人パックン)がソニー本社を訪ね、何と、ソニーのCEOであるハワード・ストリンガー氏と顔を合わせました。 

一行は、本社12階の1,500人が入れる社員食堂で、ハワード・ストリンガー氏のおごり(ストリンガー氏は、“My cash !”と言っていました)でランチを共にする。ちなみにメニューの一例を挙げると、和菜三種と日替わり丼(この日はねぎとろ丼)が858円です。

その後、一行は20階の役員フロアに移り、ストリンガー氏の執務室に行きます。
(続く)

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2008年12月16日 (火)

花畑牧場(田中 義剛(たなか よしたけ)社長50歳)の生キャラメル:苦節と成功への道程(3)乳製品は売れず、工場はあっという間に返品の山

4)平成4年・1992年田中さんは35歳の時、㈱花畑牧場を設立し、念願の牧場を牛1頭からのスタートさせます。 
“牛を増やし、牧場オリジナルの乳製品を作れば経営は軌道に乗る”と考えていましたが、実際にやってみると、肝心のチーズ等、乳製品は売れず、工場はあっという間に返品の山。当初は苦難の連続で借入金も最大で4億円に達します。

5)田中義剛(たなか よしたけ)社長は語っています。
「商品が良くなかったら返品。そこで悩んでまた良いものを作る。そうして消費者と生産者の関係がシビアになると思います。
うちは10年間、赤字でした。
全部返品されて、返品の恐怖。
それから客の苦情の声で鍛えられましたね。」
(続く)

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2008年12月15日 (月)

生徒の能力をいかに引き出すか。実践的な教育を取り入れ注目される品川女子学院(漆紫穂子(うるし しほこ)校長)。かっては1学年が5名という時期もあり、廃校の危機にすらあった学校が、ユニークな教育で再生され注目を集めています。11月24日のテレビ東京の「カンブリア宮殿」の放送を中心に参考になる話を紹介します。(その18) “28プロジェクト”⑩将来に繋がる辛さを知る

小池栄子
「何故、企業とのコラボレーションをしてみようという気になったのですか?」

漆紫穂子(うるし しほこ)校長
「最初はいろんな、希望者向けの特別講座をやって、その中で子供達がスイッチが入っていくのを見て、なんか、全体に出来ないかな、っということで、去年、森永製菓さんとやったんですけど、新製品を生徒が皆で考えて、200人からの生徒がチームでコンペをしていって、子供達の考えた最終作品が出来たんです。 
で、最後に“わー出来た(と手を叩く)、もしかしたら商品化されるんじゃあないかしら”、という時に、“実は・・・”と言ってお話くださったのは、“技術的に難しい”と。“何故それを皆さんに言わなかったかというと、商品作りは、こんなものがあったら良いなというニーズと、でも之は難しいという技術面からのぶっつかりあいで出来る”、と。 まあ、大人扱いなんですよ。 
子供が可哀そうだから、これぐらい、という手加減ではなくて、本当の商品開発の過程を踏ませて下さって、本当の辛さを子供も知る、という事がありました。
 
その時は悔しいし、辛いと思うんですけれど、でも、大人の真剣さが伝わって、必ずそれは将来に繋がると思うんですね。」
(続く)

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2008年12月14日 (日)

生徒の能力をいかに引き出すか。実践的な教育を取り入れ注目される品川女子学院(漆紫穂子(うるし しほこ)校長)。かっては1学年が5名という時期もあり、廃校の危機にすらあった学校が、ユニークな教育で再生され注目を集めています。11月24日のテレビ東京の「カンブリア宮殿」の放送を中心に参考になる話を紹介します。(その17) “28プロジェクト”⑨ 「企業コラボレーション授業」

品川女子学院には、“28プロジェクト”の一環として、企業と共同で商品開発を行なう「企業コラボレーション授業」というのがある。

例えば、常盤薬品と共同開発した“起まずいじゃん”の奇抜な商品名とポップなパッケージデザインは品川女子学院の生徒達の手によるものだ。
常盤軒との共同開発による女性向けのヘルシー弁当「千紫万紅」は素材選びから味付けまで生徒達が決めた。 
角川書店とのコラボレーション企画では、生徒がポスターや携帯サイト、書店で映画『DIVE!!』のプロモーションを行なった。 
テレビ番組では、“どうしたら牛乳が若い女性たちに受け入れられるか”、中央酪農会議とのコラボレーションの様子が紹介された。 

品川女子学院は今、企業や団体等から熱い視線を浴びているのだ。
(続く)

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花畑牧場(田中 義剛(たなか よしたけ)社長50歳)の生キャラメル:苦節と成功への道程(2)札幌で借金を抱え、吉幾三の言葉を真(ま)に受けて、再出発の積もりで東京に出るが・・・

2)その頃、同じ青森出身の吉幾三さんから
「義剛(よしたけ)、俺は夢を叶えた。家を建てた。お前、牧場をやりてえだべ? 東京に来い! 全部捨てて来い。 全部、俺が面倒を見る!」と言われ・・・

3)田中 義剛(たなか よしたけ)
「そして行ったんですよ、東京に。人形町の吉さんの事務所に行ったら、オメエ、本当に来たのか! 俺は“雪国”が売れて忙しい。・・・物凄い! その後、放置ですよ!」
結局、田中義剛さんの借金は最大4億円まで膨らむことになる。
(続く)

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2008年12月13日 (土)

花畑牧場(田中 義剛(たなか よしたけ)社長50歳)の生キャラメル:苦節と成功への道程(1)

なかなか手に入らないと評判になっている北海道十勝平野・帯広(河西郡中札内村元札内東四線TEL:0120-929-187)の生キャラメルの話を11月16日NHK総合テレビジョン「経済羅針盤」と12月12日TBSテレビ「ドリーム・プレス社」の放送を中心に紹介します。

 
1)田中さんは青森の出身ですが、北海道に旅行に行って牧場をやりたいという夢を持ち、酪農学園大学(北海道)に入ります。

 
大学4年生の時、先生から「牧場をやるには3億円かかる」と言われますが、ちょうどその頃、松山千春が流行(はや)って、「俺もギター弾いてラジオ深夜放送やりゃ、金がガンガン入ってきて牧場できる」と思って始めますが、思うように行かずあっという間に3,000万円の借金が出来ます(北海道にはプロダクションが無かったので自分で人を雇い事務所を作った)。
(続く)

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2008年12月12日 (金)

生徒の能力をいかに引き出すか。実践的な教育を取り入れ注目される品川女子学院(漆紫穂子(うるし しほこ)校長)。かっては1学年が5名という時期もあり、廃校の危機にすらあった学校が、ユニークな教育で再生され注目を集めています。11月24日のテレビ東京の「カンブリア宮殿」の放送を中心に参考になる話を紹介します。(その16) “28プロジェクト”⑧ 自分が進みたいゴールがあるから逆算して頑張れる

漆紫穂子(うるし しほこ)校長
「(大学受験について)モチベーション(この場合は勉強に対する“やる気”)が維持出来るという点で、学力が上がる事に繋がっているんじゃあないかと思うんですね。

ゴールがあるから逆算出来る。仕事とか、将来とか、興味とかがあるから頑張れる。それが結果として学力に結びついているんじゃあないかと思います。」(注:品川女子学院の今年度の大学合格者をみると、東大・京大を始め、所謂、有名大学への合格者が多い)

村上龍(番組のメインキャスター)
「考えてみれば、勉強しろ、勉強しろと言われて勉強する子よりも、自分は、例えば、ぼんやりとでも、こういう方向に進みたいな、と(いう目標がある)、こういう方向ならば、学部はどこ、そういう子は大学よりも学部で選ぶと思うんですよ。この学部に行くとなると、あれ、偏差値は○○もあるじゃん、と思って、勉強する。 自分で(進んで)勉強しようと思った子と、勉強しろと言われた子と、どちらが頭にがんがん入るかというと、勿論、スイッチが入った方なんですよ。」
(続く)

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2008年12月11日 (木)

生徒の能力をいかに引き出すか。実践的な教育を取り入れ注目される品川女子学院(漆紫穂子(うるし しほこ)校長)。かっては1学年が5名という時期もあり、廃校の危機にすらあった学校が、ユニークな教育で再生され注目を集めています。11月24日のテレビ東京の「カンブリア宮殿」の放送を中心に参考になる話を紹介します。(その15) “28プロジェクト”⑦ 一つ最初に決めて一生懸命にやる。その経験があるから、ジグザグなんだけど、階段を登っていける

漆紫穂子(うるし しほこ)校長
「本校の卒業生も大人になって話して貰って、まさにそういう話があります。“自分はこういう方向に行こうと思ったけど、それでやっていたら、一寸違うなと思って、途中で変えて、又、変えて、今はこうです”、と話して下さった方があって、あ、そんなに迷っていいんだ、と、ほっとして、子供達が言っていたのは、“だけど、あの人は一つ最初に決めて一生懸命にやった。 その事がまるまる次の所でゼロになるかというと、そうではなくて、それ(経験)が活(い)かせるから、ジグザグなんだけど、階段を登っていけるんですね”、というようなことを、子供が言うんですよね。」
(続く)

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2008年12月10日 (水)

生徒の能力をいかに引き出すか。実践的な教育を取り入れ注目される品川女子学院(漆紫穂子(うるし しほこ)校長)。かっては1学年が5名という時期もあり、廃校の危機にすらあった学校が、ユニークな教育で再生され注目を集めています。11月24日のテレビ東京の「カンブリア宮殿」の放送を中心に参考になる話を紹介します。(その14) “28プロジェクト”⑥ 28歳までに決めれば良いと思うと、あれもやってみよう、これもやってみよう、という事もある

漆紫穂子(うるし しほこ)校長
「いつ気づいても遅くはないと思うんですけれど、子供達に言っているのは、貴方達は、今、人生という扇(おうぎ)の根元の方に居る。 
という事は、今方向を決めると、どういう可能性も広がっている。
しかし、ある程度の年齢になると、段々、選択の可能性は少なくなる。
それは事実だ、と伝えています。」

村上龍
「28までに自立出来るようにとか、28までに自分は之で生きてゆくと決めよう、と言うと、何かこう、いっけん、枷(かせ)をはめられるような気がするが、逆なんですよ。 目標が決まってなくても、28歳までに決めれば良いと思うと、あれもやってみよう、これもやってみよう、という事もあるし、無駄かもしれないけど、この勉強はやっとこうとか、色々、戦略的になれると言うか」
(続く)

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2008年12月 9日 (火)

生徒の能力をいかに引き出すか。実践的な教育を取り入れ注目される品川女子学院(漆紫穂子(うるし しほこ)校長)。かっては1学年が5名という時期もあり、廃校の危機にすらあった学校が、ユニークな教育で再生され注目を集めています。11月24日のテレビ東京の「カンブリア宮殿」の放送を中心に参考になる話を紹介します。(その14) “28プロジェクト” 企業体験プログラム④何故、28歳なのか?

小池栄子(番組のキャスター)
「“28プロジェクト”って、何故、28歳なんですか?」

漆紫穂子(うるし しほこ)校長
「28歳には2つの意味があって、女性が男性と大きく違うのは、出産のチャンスがあって、期間が限られる。或る程度早い時期からそういう事があるんだという事を知っている事で人生設計がし易いかな、というのが一つあります。 
もう一つは、子供を生み、育児休暇を取って、その後、女性が元の仕事に戻るのは難しい現状だと思う。
元の仕事に戻れるのは、資格や専門性があり、“その人でなければ駄目だ”というのが力になるので、専門性を身につけようと思ったら、学校に行き、学んだ事を(社会で)活(い)かせるようになるのが28歳ぐらいになるんじゃあないかなと。 

以上の2つのポイントから、28歳(を一つのゴール)と考えています。 

いつ気づいても遅くはないと思うんですけれど、子供達に言っているのは、貴方達は、今、人生という扇(おうぎ)の根元の方に居る。」
(続く)

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2008年12月 8日 (月)

生徒の能力をいかに引き出すか。実践的な教育を取り入れ注目される品川女子学院(漆紫穂子(うるし しほこ)校長)。かっては1学年が5名という時期もあり、廃校の危機にすらあった学校が、ユニークな教育で再生され注目を集めています。11月24日のテレビ東京の「カンブリア宮殿」の放送を中心に参考になる話を紹介します。(その13) “28プロジェクト” 企業体験プログラム③

漆紫穂子(うるし しほこ)校長
「リーダーになった子が必ず言うんです。辛(つら)いって。 
“同じクラスのお友達で普段は仲が良くても、何か一緒にやる時は同じ気持ちじゃあない”って言うんですよ。 
それを喧嘩したり話し合って泣いたりしながら、やっていく過程はつらいけど、その中で、辛(つら)い事と、学んだ事が半々だったけれど、やって良かったとか。
或る子はリーダーに立候補したが他(ほか)の子がリーダーになった。
最初は残念だったけど、“支える人がいる事が大事なんだ”と気づいた、とか。 
皆が良い子ちゃんで、皆が最初から同じ温度でやる訳ではないところで学んでいく、というのがあると思います。」
(続く)

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2008年12月 7日 (日)

生徒の能力をいかに引き出すか。実践的な教育を取り入れ注目される品川女子学院(漆紫穂子(うるし しほこ)校長)。かっては1学年が5名という時期もあり、廃校の危機にすらあった学校が、ユニークな教育で再生され注目を集めています。11月24日のテレビ東京の「カンブリア宮殿」の放送を中心に参考になる話を紹介します。(その12) “28プロジェクト” 企業体験プログラム②

品川女子学院の学園祭(文化祭)“白薔薇しろばら)祭”は、クラス単位で(模擬の)株式会社を起業する企業体験プログラムが行なわれている。
 
例えば、あるクラスはチュロスという焼き菓子を製造・販売した。 
文化祭当日、材料の一部が足りなくなる問題が発生した。 
しかし、先生は誰も助けない。 生徒達が自分で考え・解決をしなければならない。画面は急いで業者と連絡を取る生徒を追う・・・
こうして、2日間の文化祭でチュロスを2,500個売り切った! 
「いえーい!」喜ぶ生徒達。 
そして、文化祭終了の翌日、講堂で株主総会が開かれ、OG(卒業生)やクラス生の投資家・株主を前に役員の生徒達による、決算の発表、貸借対照表・損益計算書の説明が行なわれる。 
事業(チュロスの製造・販売)は無事、利益を出し、株主達に配当をする事が出来た。 
決算は株主の承認を得、会社は解散をした。 
ここまでするのが品川女子学院の文化祭だ。

「何故、そこまでするのか?」
尋ねる小池栄子(番組のキャスター)に漆紫穂子(うるし しほこ)校長は答える。

「将来、大人になった時、社会に出た時から逆算して考えるようにしているので、なるべく、本物に近い体験をさせてあげたいと思うんです。 
実物に近い事をすることで、大きな失敗もあるんですけれど、その事での方がむしろ旨(うま)くいった時よりも、痛みを伴ってよく学べるという・・・」

小池栄子
「生徒達が真面目に取り組んでいるのは分かるんですけど、凄(すご)いなと思っちゃうんですよ。“もう面倒くさいからいいよ”、とか、“こんなのだるいよ”、とか言う子もいたりするんですよ・・・」
(続く)

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2008年12月 6日 (土)

生徒の能力をいかに引き出すか。実践的な教育を取り入れ注目される品川女子学院(漆紫穂子(うるし しほこ)校長)。かっては1学年が5名という時期もあり、廃校の危機にすらあった学校が、ユニークな教育で再生され注目を集めています。11月24日のテレビ東京の「カンブリア宮殿」の放送を中心に参考になる話を紹介します。(その11) “28プロジェクト”企業体験プログラム

品川女子学院の学園祭(文化祭)“白薔薇(しろばら)祭”では、“28プロジェクト”の一環として、クラス単位で(模擬の)株式会社を起業する企業体験プログラムが行なわれている。 
活動(事業)資金は卒業生(OG)やクラスの生徒が一人当たり@500円を出資し株主となる。 
即ち、株式会社としての経営や、その手続きを、実際の体験を通して生徒達が学ぶのである。 

その活動は、学園祭(文化祭)“白薔薇(しろばら)祭”の3ヶ月前の6月から始まる。

6月 投資家へのプレゼン
7月 株式発行・登記簿作成
8月 取引業者との打ち合わせ
9月 白ばら祭
(続く)

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2008年12月 5日 (金)

生徒の能力をいかに引き出すか。実践的な教育を取り入れ注目される品川女子学院(漆紫穂子(うるし しほこ)校長)。かっては1学年が5名という時期もあり、廃校の危機にすらあった学校が、ユニークな教育で再生され注目を集めています。11月24日のテレビ東京の「カンブリア宮殿」の放送を中心に参考になる話を紹介します。(その10) “28プロジェクト”

品川女子学院には、「生徒が28歳になった時をひとつのゴールとし、そこから逆算して教育活動を行なう」“28プロジェクト”と呼ばれる特別カリキュラムがある。

例えば、その道のプロを呼んで行なう“特別講座”。 
当時の金融担当大臣の竹中平蔵氏を招いて金融政策の話を聴いた。

又、“企業体験”として無印良品で実際の仕事を体験している。 

京都大学のオープンキャンパスに参加し、やる気にスイッチが入った生徒もいる。 

「品川女子学院に入って、色々な刺激・機会を多く与えられているので、一歩踏み出す力が強くなった、娘の勉強に対する意欲が変わった」と、ある生徒のお母さんが語っている。

品川女子学院の学園祭“白薔薇(しろばら)祭”にも“28プロジェクト”を見ることが出来る。
(続く)

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2008年12月 4日 (木)

生徒の能力をいかに引き出すか。実践的な教育を取り入れ注目される品川女子学院(漆紫穂子(うるし しほこ)校長)。かっては1学年が5名という時期もあり、廃校の危機にすらあった学校が、ユニークな教育で再生され注目を集めています。11月24日のテレビ東京の「カンブリア宮殿」の放送を中心に参考になる話を紹介します。(その9) やりたくなるようなきっかけや環境を作っていくことが大事

漆紫穂子(うるし しほこ)校長
「人の行動を変えようというのがおこがましくて、そうではなくて、環境が変わるとスイッチが入って、結果として行動が変わってくると思うんですね。」

村上龍(番組のメインキャスター)
「北風と太陽みたいな」

漆紫穂子(うるし しほこ)校長
「そうだと思います。子供もそうだと思うんですね。“やれっ”と言ってもやらないけれど、やりたくなるようなきっかけや環境を作っていくことが大事なのかなーと思います。」

授業が終わった午後4時の或る放課後、カメラは、プロの経営コンサルタントを招いて決算書の読み方の講義を受ける10人ばかりの生徒達の姿を撮(うつ)す。
高校生対象には難しいのではと思える内容であるが、彼女達は真剣である。 

そして場面が変わって、講義が終わり、帰宅途中の品川女子学院の生徒達。
品川駅(品川女子学院は品川駅から歩いて約14分の距離にある)前の“京浜ホテル”の前で足を止める。

“京浜ホテル”にはホテル組合員達が掲げる赤や黄色の旗・幕が目に付く。
リーマンブラザーズ破綻の影響を受け、リーマンブラザーズの子会社から60億円の融資を受けていたホテルが閉鎖され、組合員による自主営業が続いているのだ。

「何故こうなったのか知ってる?」と訊かれ、ちゃんと説明・解説する彼女達。
目の前で起きている状況を把握・理解し、生きた経済・社会の動きを彼女達はしっかり見つめているのだ。
(続く)

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2008年12月 3日 (水)

生徒の能力をいかに引き出すか。実践的な教育を取り入れ注目される品川女子学院(漆紫穂子(うるし しほこ)校長)。かっては1学年が5名という時期もあり、廃校の危機にすらあった学校が、ユニークな教育で再生され注目を集めています。11月24日のテレビ東京の「カンブリア宮殿」の放送を中心に参考になる話を紹介します。(その8) 心のスイッチが入る、3つの場合。

漆紫穂子(うるし しほこ)校長
「子供が変わる時は3つぐらいあるかなと思ってまして。 
1つは、自分の中から何か目標が出来た時。 
次は、何かやったことがうまくいって、あ、之が好きなんだと気づいて、周りの人にも褒(ほ)めて貰ったりすると、ますますやる気になる、という時。 
後、もう一つは、“皆の為にやる”、そういう時にやる気のスイッチが入る、頑張れるのかな、と思います。

人の行動を変えようというのがおこがましくて、そうではなくて・・・」
(続く)

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2008年12月 2日 (火)

生徒の能力をいかに引き出すか。実践的な教育を取り入れ注目される品川女子学院(漆紫穂子(うるし しほこ)校長)。かっては1学年が5名という時期もあり、廃校の危機にすらあった学校が、ユニークな教育で再生され注目を集めています。11月24日のテレビ東京の「カンブリア宮殿」の放送を中心に参考になる話を紹介します。(その7) 心のスイッチを入れる。

村上龍(番組のメインキャスター)
「漆さんの場合、キーワードが、子供の心のスイッチを入れる、ということだと思うんですけど・・・」

漆紫穂子(うるし しほこ)校長
「よく親が“うちの子はやる気が無くて”とか、“どうしたらいいんでしょう、勉強もしなくて”と仰(おっしゃ)るが、いつもやる気がないのかというと、とてもやる気がある時がある。
やる気が無いのではなくて、その事に関してスイッチがオフになっているだけだと思うんです。
大人も子供もやる気はあって、それが環境によってオフやオンになったりするんじゃあないかと思っている。 
子供が変わる時は3つぐらいあるのかなと思ってまして・・・」

(続く)

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2008年12月 1日 (月)

生徒の能力をいかに引き出すか。実践的な教育を取り入れ注目される品川女子学院(漆紫穂子(うるし しほこ)校長)。かっては1学年が5名という時期もあり、廃校の危機にすらあった学校が、ユニークな教育で再生され注目を集めています。11月24日のテレビ東京の「カンブリア宮殿」の放送を中心に参考になる話を紹介します。(その6) その時は子供にとってありがた迷惑で、窮屈でも、未来に贈り物をしてあげる事が大事・・・

小池栄子
「羽、伸ばすなあ、自分だったら」

漆紫穂子(うるし しほこ)校長
「(笑いながら)そうですよね。 
私達は大人の常識として、“茶髪にはしないだろう”と思っていたが、子供達は“羽を伸ばす”感じになり、気がついたら、数えたら髪の毛を加工している生徒が2割くらいになってしまった。 
それで、“自主性”と言うのは言葉が違うと感じて。 
その時は子供にとってありがた迷惑で、窮屈でも、大人のなった時に、ああそうか、あの時先生が、すごく鬱陶(うっとう)しかったけど、この時の為に、言ってくれていたんだな、良かったな、という風に、未来に贈り物をしてあげる事が大事かなと・・・」

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