地方を活性化するスーパー農村(2)和歌山県紀の川市の農産物の大型直売所「めっけもん広場」(その2):NHK総合テレビジョンの「生活ほっとモーニング」3月12日の放送は非常に参考になりますのでその内の幾つかを紹介します。
「めっけもん広場」の特徴
②収穫したてで新鮮かつ、値段が安く(例:レモン7個で100円)、豊富な品ぞろえ:
直売所には、地元農家1500軒以上がその日取れた野菜・果物を出荷しています。
新鮮な為、長持ちするので纏(まと)め買いする人が多い。
「安くて新鮮なので、遠くからでも来る価値がある」とお客さんは言っています。
③商品は農家の人が自分で棚の場所取りをし、展示します。
その為、農家の人たちは、朝5時半ごろから直売所に集まり、場所取りをします。
こうして農家のやる気を刺激しているのです。
生産者の農家自身が商品の並べ方や表示まで気を遣い、店を活気づけています。
少しでもお客の気を引こうと珍しい野菜(例:カリフラワーの一種、レンザン)作りに挑戦する農家もあります。
④商品の値札には生産者の名前も記されバーコードで管理されています。
その為、生産者は随時、自分が出荷した商品の売れ行きがオンタイムで携帯電話等でチェック出来ます。
又、お客さんから「○○がおいしかった」と声が届き、農家の張り合いになっています。
商品の説明・調理法を書いたラベルが付いた商品もあります。
これらのラベルは生産農家が自分で工夫して作成します。
例えば、或る農家では、中学2年の娘さんがラベル作りの仕事を担っています。
「自分の作業が売り上げに繋がる事が楽しい。私も“めっけもん”に出荷して、色んな人とコミュニケーションを取ったりするのが羨ましいので、やってみたいと思いますね」と言う中2の娘さんは、将来は自分で野菜・果物を作りたいと考えるようになったとのことです。
直売所に出荷する農家では家族が値札張り、ラベル作り、等、様々な仕事を分担し、後継者が続々誕生していると番組では伝えています。
直売所“めっけもん”は9年前に出来、現在では年間80万人が訪れ、25億円を売り上げています。遠く神戸や京都からやってくる人もいます。この不況の中、1月は前年比売上げは2割以上伸びています。
(続く)
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