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2009年4月10日 (金)

NHK総合テレビジョン3月22日経済羅針盤で長野県伊那市にある寒天メーカー・「伊那食品工業」の話が紹介されました。 会長の塚越寛(つかごしひろし)さんは、「年輪経営」という本を出されています。「年輪経営とは徒(いたずら)に急成長を求めず社員の幸せを大切にする」経営ですが、これは「企業は何の為にあるのか」という永遠のテーマです。(その5)永続的な発展を目指す新商品販売の時期

11)塚越さんは新商品販売の時期にも独特の哲学を持っています。

例えば1年以上も開発を進めている「チョコブリュレ」のもと。 
ブリュレは若者に人気の高いフランスのデザートです。
開発担当者が商品を説明します。
「パティシエが作ったような本格的なチョコレートのブリュレの味をインスタントでも再現したいと思ってやってみました」。 

「旨いね、これは」
試作品を試食した塚越会長は言います。 
しかし発売は見送られました。 

「完成度は高いけど、最高の売り上げを今期する必要は無い。
来年発売するものが無いという事になると困るでしょう。
その為に開発の貯金と私は言っていますが、開発の貯金みたいなものを少し持っていますとそこでやりくりが少し出来るじゃあないですか。

ある種の余裕というか無駄みたいなものはあっても良いと思うんです」
(続く)

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