脳卒中から蘇(よみが)える介護術。寝たきりの予防!歩けた!話せた!介護で脳が生まれ変わる!「脳の可塑化(かそか)」とは?(5)私たちの脳は、今迄考えられていたより、ずっと柔軟に形を変える能力があった!(その2)介護は「お世話」!?
4月8日のNHK総合テレビジョン「ためしてがってん」で脳卒中で手足が不自由になった人が「脳の可塑化(かそか)」の働きにより手足の機能を(元通りとはいかなくても)回復させている例が紹介されました。
11) 介護は「患者さんのお世話」というのが一般的なイメージです。
でも良かれと思って全てをお世話してあげていると、本人の能力が衰え、介護の負担がどんどん増えてしまうことにもなりかねません。
本人の失われた脳の能力を回復させる為に、「脳の可塑化(かそか)」を知る事は非常に大切だと思います。
12)患者さんの手助けについて、更に別の例を番組で紹介しています。
例えば足の力が弱り、椅子から立ち上がりづらくなった方がいたとします。
立つのを手助けしてあげていると、本人が自分の力を使わない為、衰えが進んでしまうことにもなりかねません。
こんな時、どうすればいいのでしょうか?
ある介護施設では、椅子に“ざぶとん”を敷くなど、お年寄りが座る高さを一人一人きめ細かく調節しました。
楽に立ち上がれる環境を整えることで、自分の力で立とうとするようになり、寝たきり予防の効果があったのです!
こうした、「本人に出来るだけやってもらう」よう工夫する考え方が重要なのです。
ざぶとんで楽々立ち上がり法。
①薄いざぶとんを何枚か用意し、イスに敷きます。
②立ち上がり易くなったかどうかご本人に確かめながら、ちょうど良い枚数を探します。
注)座った時、ご本人の足がしっかり床に着くことが前提です。足が床から離れてしまうと、かえって立ち上がりづらくなります。
(続く)
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