“CBSドキュメント” 1月15日USエアウエイズのエアバスA320型機“1549便”の“ハドソン川の奇跡”(2)「私の之までの人生はあの瞬間を乗り切る準備の為にあったのではないか、そんな気がします。」
今年1月15日午後3時半、ニューヨークのラガーディア空港を飛び立ったUSエアウエイズのエアバスA320型機1549便が鳥の群れを両エンジンに吸い込みエンジンが停止し、機長のとっさの判断と操縦技術でハドソン川に不時着水し、乗客乗員全員155人が救われた事件は“ハドソン川の奇跡”と呼ばれています。
サレンバーガー機長と4人のクルーにインタビューした模様を4月16日のTBSの“CBSドキュメント”が伝えています。
3)着水の90秒前、サレンバーガー機長は乗客・乗員に簡潔な言葉でアナウンスを行なった。「衝撃に備えて下さい」と。
アナウンスの直ぐ後、乗員が乗客に向かって声を張り上げて指示を始めました。
サレンバーガー機長
「彼女達の声は堅く閉まったコックピットのドア越しからもハッキリと聞えました。頭を下げて下さい!膝を抱(かか)えて!いっせいに声を揃えて何度も何度も乗客に呼びかけていたのです。
これにはとても元気づけられました。
そして我々が同じ考えを持っていることが分かったのです。
旨く着水出来たら乗客を安全に避難させられると。」
4)番組のナレーションが流れる。「あの事態にこれほどふさわしい人物(パイロット)もいなかったでしょう。
彼(サレンバーガー機長)は元空軍戦闘機のパイロットで30年近く民間航空会社で働き、事故調査のスペシャリストで、非常時の対応を乗員に指導する立場にあったのです。」
サレンバーガー機長
「私の之までの人生はあの瞬間を乗り切る準備の為にあったのではないか、そんな気がします。」
5)サレンバーガー機長
「着水は難しいものです。水の上を突進するような感じでした。
速度が落ちるにつれ、機種もようやく下がり、やや左に廻ってから停止したんです。」
着水した時、副操縦士と互いに視線を交わし、
「思ったほど、ひどくはなかったな」とサレンバーガー機長は副操縦士に言った。
「そして次の行動に移りました。
私が避難命令を出している間、彼(副操縦士)はチェックリストを確認しました。」
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