驚異の「メガネの21(つーわん)」―「販売ノルマなし」「内部留保なし」「社員ボーナス500万円」「銀行借り入れなし」「社長はお飾り」「管理職なし」「社員の給与、査定は社内ネットで全社員に公開」、会社の常識を覆(くつがえ)す、これらを実施して業績を伸ばしている広島のメガネの販売チェーン「メガネの21(つーわん)」がテレビ東京のカンブリア宮殿・6月22日(及び6月29日予定)で紹介されました。(その9)人事査定も社内ネットで公開
23)中間管理職がいなくて現場の人達の人事評価は誰がするのか?「メガネの21(つーわん)」の社内ネットを開くと、全社員の人事査定が包隠さず公開されている。
「21(つーわん)」の査定は本部によって、勤続年数・会社への出資額・店舗への貢献度で決定されている。
店舗への貢献度の判断は「専務が適当につけましたから点数に異論があったら言って下さい」、即ち、査定点数に異論があればネットで異議を申し立てる事が出来る。
だから上司(中間管理職)が要らないのである。
仮にA氏がB氏より評価が低くて、A氏自身、B氏より評価が低いのは納得できないと思えばその旨、書き込むことが出来る。
それに対して異論があれば皆が書き込む事が出来る。
「不満を聞いてそれを解決するのが経営者の役目である」と平本専務は言う。
24)「もっと厳密な人事評価をしないのか?」という番組メインキャスター・村上龍氏の質問に対して平本専務は
「社員みんなに聞いたんですよ、(莫大な人事の人数を置き査定の手間暇をかけ)、もの凄いコンピューターを使って、貴方の点数が本当は50点だった、ところが私(平本専務)がやって間違えて20点にした、(凄いコンピューターや人事査定の手間暇の費用も莫大に掛かるので、)20点でボーナス80万円と、50点でボーナス30万円とどっちいいか、評価にかかる費用をみんなに配った方が良いと思わないかと」。
平本専務は更に言う
「客観的な厳密な人事評価のやりかたがあったら教えて戴きたい、僕は直ぐ真似るので。
だから、僕の人事評価は厳密かと言われると、アバウトです、いい塩梅(あんばい)にやっとります、と。」
25)番組キャスターの小池栄子
「(人事査定を社内ネットで誰でも見られるようにするのは)プライバシーが守られない、とか言ってくる人います?」
平本専務「大体、学歴の高い人が言ってこられましたね。
皆にオープンするのはプライバシーの侵害じゃあないかと。僕は言い返しました。評価を僅かな人数の経営側が適当に決めて、それをオープンしない方がプライバシー・人格まで侵害していると。僕の場合は、“異論があれば、言って欲しい”と機会を与えている。
査定や給料を公開しないと、あいつは幾ら貰っているのか、とかお互いに疑心暗鬼になる。
会社はチームでやっていかないといけない訳で、情報を公開したほうがいい。」
26)村上龍「基本的にオープンに出来ないことはどこかやましいんですよね。」
平本「そうです。皆そうです。」
(続く)
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