「徹子の部屋」(テレビ朝日)11月12日の放送は11月10日に96歳で亡くなられた森繁久彌(もりしげひさや)さんが出演された時の番組回顧でした。(その5)「流れ去った水の方を見て、あれもこれもって残念がっていたってもですね、もう、お終(しま)いは、お終いなんですからね。」
5)1986年2月3日放送の「徹子の部屋」、森繁久彌(もりしげひさや)さんが72歳の時。
黒柳徹子「私が芸能界に入りまして、最初にお目にかかった、共演させて頂いたのが森繁さんだったのです。
あの頃は本当にね、綺麗な女優さんを周りにお置きになって、皆が先生、先生っていう風な感じで、わあ、凄いんだなあって、私がまだ20歳ぐらいで、考えてみたら(森繁さんが)まだ40歳ぐらいなのね・・・」
森繁久彌「僕が?」
黒柳徹子「あの頃の事を振り返って考えてみて、どうです?」
森繁久彌「全然振り返らないです。」
黒柳徹子「あ、振り返らない・・・」
森繁久彌「ええ、もう一切過去の事は、昨日の事でも聞いてください。全然知らないね。」 笑う黒柳徹子さん
森繁久彌「ええ、健康に生きる事は忘れる事だと思いますね。」
黒柳徹子「それぐらい、前向きに生きて行きたいってこと・・・」
森繁久彌「そうですね。それで流れて来る水ですから、水に向かって立っていたいですよね。
たとえ、幾らか押し流されても。
流れ去った水の方を見て、あれもこれもって残念がっていたってもですね、もう、お終(しま)いは、お終いなんですからね。
水に向かって立っていたら、おおきな杭(くい)が流れてきたり、時々、アンパン何かでも・・・
いや、そんな事は、ともかく、いずれにしても、流れに向かって立っていたいという事ですね。」
(続く)
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