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2009年11月25日 (水)

愛媛県立とべ動物園の白くま(ホッキョクグマ)「ピース」は、誕生直後に母グマから育児拒否され、飼育員の高市さんが、家に連れ帰り、母親代わりとなって愛情を注いで育て、世界で殆ど例が無いというホッキョクグマの人工飼育に挑みました。ピースの愛くるしい映像がNHKで何度も公開され評判になりましたが、11月21日の「NHKアーカイブス」の愛媛県立とべ動物園飼育員主任、高市敦広さんの話が印象的でした。(その4)「生きている事が当たり前ではない、生きてくれている事が本当に凄い事なんだ」

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高市敦広さん「生まれた時に片手で持てたピースなんですね。680グラムでしたから。之が果たして、200,300キログラムあるホッキョクグマに成長してくれるのかな、という不安もありました。育てるぞという気持ちはあっても、育つという確信は当時は無かったですからね。」
「10年を迎えられる時がきたという事は嬉しいというか、不思議というんですかね。」 
「ピースは今まで何度も生死の間を彷徨(さまよ)ったり、昏睡状態に陥ったということもありましたし、そういう事を経験すると、今生きている事が当たり前ではない。
生きてくれている事が本当に凄い事なんだな、と思えるようになってきたんですね。そうすると生きてくれてるだけで、という感覚にもなってくるんですよ。
生きている事が当たり前ではない、生きてくれている事が本当に凄い事なんだ、という事に気づいて、だから、あれこれ求めたりするよりは、元気でいてくれたら、それだけでいい。」
(続く)

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