1月8日のNHK総合テレビジョン「この人にときめき!」に今月、映画出演114本目となる「おとうと」(山田洋次監督、弟役は笑福亭鶴瓶さん、娘役に蒼井優、他に石田ゆり子、等)が公開される女優の吉永小百合さんが出演されました。(その3)「考えながら演じたのは、これが始めての作品でした」
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吉永小百合さん
「(15歳の時、月給が1万円で、1本のギャラが2万円という契約をして)(仕事は)もっと、楽な事(展開)を考えていたんですけど、ギャラを頂きながら高校へ行って、という風に。
そうしたら、高校のほうは僅か1学期で行かれなくなったんですね。
余りにも忙しくて。
それで、学校は諦めて映画に出続けましたけど。」
そこで吉永小百合さんは、社会派監督・浦山桐郎(うらやまきりお)の処女作“キューポラのある街”(1962年)に出会う。
吉永小百合さん「監督に貧乏について考えてご覧って言われたんですね。
で、“貧乏なら私、よく知っています”って言ったんですけど、監督は、“君の家は山の手だろう。ここは下町なんだ。下町の貧困について考えて演じて欲しい”って言われました。
考えながら演じたのは、これが始めての作品でした。」
埼玉県川口市を舞台にした“キューポラのある街”は、その年のブルーリボン賞作品賞を受賞し、主演の吉永小百合もブルーリボン賞主演女優賞、浦山桐郎監督も第3回日本映画監督協会新人賞を受賞する事になる。
(続く)
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