生徒の能力をいかに引き出すか。実践的な教育を取り入れ注目される品川女子学院(漆紫穂子(うるし しほこ)校長)。かっては1学年が5名という時期もあり、廃校の危機にすらあった学校が、ユニークな教育で再生され注目を集めています。11月24日のテレビ東京の「カンブリア宮殿」の放送を中心に参考になる話を紹介します。(その18) “28プロジェクト”⑩将来に繋がる辛さを知る
小池栄子
「何故、企業とのコラボレーションをしてみようという気になったのですか?」
漆紫穂子(うるし しほこ)校長
「最初はいろんな、希望者向けの特別講座をやって、その中で子供達がスイッチが入っていくのを見て、なんか、全体に出来ないかな、っということで、去年、森永製菓さんとやったんですけど、新製品を生徒が皆で考えて、200人からの生徒がチームでコンペをしていって、子供達の考えた最終作品が出来たんです。
で、最後に“わー出来た(と手を叩く)、もしかしたら商品化されるんじゃあないかしら”、という時に、“実は・・・”と言ってお話くださったのは、“技術的に難しい”と。“何故それを皆さんに言わなかったかというと、商品作りは、こんなものがあったら良いなというニーズと、でも之は難しいという技術面からのぶっつかりあいで出来る”、と。 まあ、大人扱いなんですよ。
子供が可哀そうだから、これぐらい、という手加減ではなくて、本当の商品開発の過程を踏ませて下さって、本当の辛さを子供も知る、という事がありました。
その時は悔しいし、辛いと思うんですけれど、でも、大人の真剣さが伝わって、必ずそれは将来に繋がると思うんですね。」
(続く)
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