介護

2009年5月15日 (金)

手紙―老いた親から子どもたちへー5月11日(月)のNHK総合テレビジョン「生活ホットモーニング」で、昨年秋発表され話題になっている、“年老いた親から子供への手紙”の歌が紹介されました。

原詩はポルトガル語ですが、作詞者不明でスペイン語から角智識氏が訳し、補足詞と作曲はシンガソングライターの樋口了一です。

手紙―親愛なる子供達へ

年老いた私が ある日 
今までの私と違っていたとしても
どうかそのままの私の事を
理解して欲しい
私が服の上に食べ物をこぼしても 
靴紐を結び忘れても
あなたに色んなことを教えたように
見守って欲しい
貴方と話す時 
同じ話を何度も何度も繰り返しても
その結末をどうか 
さえぎらずにうなずいて欲しい。
あなたにせがまれて繰り返し読んだ
絵本のあたたかな結末は
いつも同じでも 
私の心を平和にしてくれた
悲しい事ではないんだ 
消え去っていくように見える私の心へと
励ましのまなざしを向けて欲しい
楽しいひと時に 
私が思わず下着を濡らしてしまったり
お風呂に入るのを嫌がる時には 
思い出して欲しい
あなたを追いまわし何度も着替えさせたり 
様々な理由をつけて
嫌がる貴方とお風呂に入った 
懐かしい日の事を
悲しい事ではないんだ 
旅立ちの前の準備をしている私に
祝福の祈りを捧げて欲しいい
いずれ歯も弱り 
飲み込む事さえ出来なくなるかもしれない
足も衰えて立ち上がる事すら
出来なくなったなら
あなたが か弱い足で立ち上がろうと 
私に助けを求めたように
よろめく私に 
どうか貴方の手を握らせて欲しい
私の姿を見て悲しんだり 
自分が無力だと思わないで欲しい
あなたを抱きしめる力がないのを
知るのは辛い事だけど
私を理解して支えてくれる心だけを
持っていて欲しい
きっとそれだけで それだけで 
私には勇気が湧いてくるのです
貴方の人生の始まりに
私がしっかりと付き添ったように
私の人生の終わりに
少しだけ付き添って欲しい
貴方が生まれてくれたことで
私が受けた多くの喜びと
貴方に対する変わらぬ愛をもって
笑顔で答えたい
私の子供達へ
愛する子供達へ 

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2009年4月29日 (水)

脳卒中から蘇(よみが)える介護術。寝たきりの予防!歩けた!話せた!介護で脳が生まれ変わる!「脳の可塑化(かそか)」とは?(6)私たちの脳は、今迄考えられていたより、ずっと柔軟に形を変える能力があった!(その3)高齢者の自助努力を助ける工夫を!

4月8日のNHK総合テレビジョン「ためしてがってん」で脳卒中で手足が不自由になった人が「脳の可塑化(かそか)」の働きにより手足の機能を(元通りとはいかなくても)回復させている例が紹介されました。

13)入浴し易く工夫する。
お風呂にも自分で入れるように、浴槽の縁(ふち)に縁と同じ高さの椅子を置くと、一旦、椅子に腰掛けて体の向きを変え、足を浴槽に楽に入れることが出来ますので、助けを借りずに入浴出来ます。

14)特に福祉・介護系の学校を出た人は、「出来るだけ全てしてあげるのが良い」と思っている(教えられている)傾向があるそうです。
自立支援の立場から見ると間違っている面もあるので、教育現場でも「脳の可塑化(かそか)」の事をしっかりと教え、高齢者が自分で様々な事が出来るような条件(工夫・環境)・やり方を整える事が大事な事ではないでしょうか。

15) 脳がめざめる介護のポイント
“脳の可塑化(かそか)”を引き出すには、介護のやり方を工夫して「本人に出来るだけやってもらう」ことが大事。

では実際、どうすればよいのでしょうか?
ポイント① 実現可能な小さな目標を立てる
実現不可能な目標を立てたりすると、本人がやる気を失うばかりか、危険なケースもあります。

ポイント② 本人が出来ない部分を補う工夫をする
脳卒中の後遺症で、服の表裏や首の部分などがわからなくなってしまうケースがあります。
こんな場合、4月25日の本ブログの記事のように、服の目立つ場所(首の後ろなど)に明るい色のリボンなどを縫いつけると、自分で着替えられるようになる場合もあります。

ポイント③ 褒(ほ)める
アメリカで3年前に行われた研究で、脳卒中のリハビリ中に本人を褒めるようにしていると、機能の改善が進むことが分かりました!
大切なのは・・・、
良いタイミングで褒めること
(何かが出来るようになったときに、すかさず)
具体的に“Great job!”と、褒めること
(例:“○○の動作が○○くらい出来るようになったよ!”と褒める。)

そして番組では、迷った時、何から始めて良いか悩む場合は、専門家に相談する事を薦(すす)めています。
自宅まで専門家が来て、リハビリや家族への指導などを行う「訪問リハビリテーション」などのサービスもあります。
介護保険を使える方は、月に1回、或いは週に1回でもケアマネジャーに相談するのも良い方法です、と言っています。
この4月からは、介護保険を使って医療機関でリハビリを受けられるようになったとのことです。

(脳卒中から蘇(よみが)える介護術!「脳の可塑化(かそか)」とは。の項終わります)

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2009年4月28日 (火)

脳卒中から蘇(よみが)える介護術。寝たきりの予防!歩けた!話せた!介護で脳が生まれ変わる!「脳の可塑化(かそか)」とは?(5)私たちの脳は、今迄考えられていたより、ずっと柔軟に形を変える能力があった!(その2)介護は「お世話」!?

4月8日のNHK総合テレビジョン「ためしてがってん」で脳卒中で手足が不自由になった人が「脳の可塑化(かそか)」の働きにより手足の機能を(元通りとはいかなくても)回復させている例が紹介されました。

11) 介護は「患者さんのお世話」というのが一般的なイメージです。
でも良かれと思って全てをお世話してあげていると、本人の能力が衰え、介護の負担がどんどん増えてしまうことにもなりかねません。
本人の失われた脳の能力を回復させる為に、「脳の可塑化(かそか)」を知る事は非常に大切だと思います。

12)患者さんの手助けについて、更に別の例を番組で紹介しています。
例えば足の力が弱り、椅子から立ち上がりづらくなった方がいたとします。
立つのを手助けしてあげていると、本人が自分の力を使わない為、衰えが進んでしまうことにもなりかねません。
こんな時、どうすればいいのでしょうか?

ある介護施設では、椅子に“ざぶとん”を敷くなど、お年寄りが座る高さを一人一人きめ細かく調節しました。
楽に立ち上がれる環境を整えることで、自分の力で立とうとするようになり、寝たきり予防の効果があったのです!
こうした、「本人に出来るだけやってもらう」よう工夫する考え方が重要なのです。

ざぶとんで楽々立ち上がり法。
①薄いざぶとんを何枚か用意し、イスに敷きます。
②立ち上がり易くなったかどうかご本人に確かめながら、ちょうど良い枚数を探します。
注)座った時、ご本人の足がしっかり床に着くことが前提です。足が床から離れてしまうと、かえって立ち上がりづらくなります。
(続く)

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2009年4月27日 (月)

脳卒中から蘇(よみが)える介護術。寝たきり予防!歩けた!話せた!介護で脳が生まれ変わる!「脳の可塑化(かそか)」とは?(4)私たちの脳は、今迄考えられていたより、ずっと柔軟に形を変える能力があった!(その1)

4月8日のNHK総合テレビジョン「ためしてがってん」で脳卒中で手足が不自由になった人が「脳の可塑化(かそか)」の働きにより手足の機能を(元通りとはいかなくても)回復させている例が紹介されました。

9)Aさんの奥さんが6年前に取り組んだ、“何でもAさん(患者)を助けるのではなく、本人の自立を促す介護”のやりかたが、実は「脳の可塑化(かそか)」を促(うなが)す理にかなった介護のやり方であることが最近の研究で明らかになりました。
(Aさんの奥さんは、そのような「脳の可塑化(かそか)」のことは知らずに、取り組んで成功したのです)。

10)即ち、私たちの脳は、今迄考えられていたより、ずっと柔軟に形を変える能力があったのです!
脳が傷ついて腕や足の機能が低下してしまっても、「使おう」とし続けていると、脳の生き残った他の場所が、失われた働きも担当してくれるようになることが分かってきました。

この変化、専門的には「脳の可塑化(かそか)」と呼ばれています。
例えば、脳卒中で左半身不随のAさんのような場合、脳の中の“歩き”を担当する部分は働かなくなっています。そこで、脳の他の部分、特に“顔の表情筋を動かす脳の部分”が之は大変だということで活性化し、働かなくなった機能を補おうとする事が最近の研究で分かってきたのです。

可塑化(かそか)=脳の別の場所が、違う働きも担当するようになる事。
(続く)

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2009年4月26日 (日)

脳卒中から蘇(よみが)える介護術。寝たきり予防!歩けた!話せた!介護で脳が生まれ変わる!「脳の可塑化(かそか)」とは?(3)脳卒中で半身が麻痺し、医師から回復は難しいと告げられたAさんの場合(その3)始めからうまくいった訳ではない。

4月8日のNHK総合テレビジョン「ためしてがってん」で脳卒中で手足が不自由になった人が「脳の可塑化(かそか)」の働きにより手足の機能を(元通りとはいかなくても)回復させている例が紹介されました。

6)Aさんの奥さんの5)に述べた工夫が最初からうまくいった訳ではありませんでした。
思うようにいかずAさんが怒りを爆発させる事もしばしばでした。

奥さんが当時を振り返ります。
「目の色が変わったと言うか、人が変わったような顔つきで、もう、がーと大きな声で怒鳴るんですよね・・・」

Aさんの言葉です。
「自分でやれていたことが出来ない、という事で非常にストレスがたまってくる。」

7)でも一度成果が出はじめるとAさんも積極的になり、みるみる回復が進みました。
全く動かなかった左手が肩の高さまで上げられるように、左足も徐々に動くようになりました。
去年(脳卒中で倒れてから5年目)からは、Aさん自身の希望で医療機関でリハビリに取り組むようになりました。

8)今では、電話が鳴るとAさんが受話器を取り、1人で応対をするまでになりました。
杖を突きながらですが、奥さんの付き添いで、ゆっくり外を歩けるようになりました。
奥さんも以前のように24時間、傍に付きっきり、ということもなく、奥さんの時間が取れるようになりました。

6年前は一言もしゃべれなかったAさんが、たどたどしい言葉ながら、番組のカメラの前で語ります。
「近所の医者や歯医者、眼医者に自分で行ける様になります。
家内が助かる。
いつもついてくれる、之は大変です。
少しでもそれを軽減したいと思います。」

奥さんの言葉
「全く出来なかったものが少しずつ出来るようになりますとね、もう、本当に飛び上がるほど嬉しいですよね。
そうしますと、やっぱり、介護を続けていて良かったというか、これから先も続けたいという気持ちは湧いてきます・・・」
(続く)

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2009年4月25日 (土)

脳卒中から蘇(よみが)える介護術。寝たきり予防!歩けた!話せた!介護で脳が生まれ変わる!「脳の可塑化(かそか)」とは?(2)脳卒中で半身が麻痺し、医師から回復は難しいと告げられたAさんの場合(その2)

4月8日のNHK総合テレビジョン「ためしてがってん」で脳卒中で手足が不自由になった人が「脳の可塑化(かそか)」の働きにより手足の機能を(元通りとはいかなくても)回復させている例が紹介されました。

5)Aさんの奥さんは、何とかAさんが自分で自分の事が出来るようにと、Aさんを観察し、気づいたことに基づいて幾つかの工夫をしました。

①Aさんが自分で服を着替えられないのは、脳卒中の後遺症で服の裏表や首を入れるところが分からなくなってしまった事に気づいた奥さんは、首の後ろの部分(通常、商品名のラベルが縫い付けてあるところ)にひと目で分かる赤いラベルを縫い付けました。之により、Aさんは1人で服を着る練習が出来るようになりました。

②次にAさんが話す練習が出来るように、外から電話がかかってきたら、奥さんは先ず、受話器をAさんに渡し、Aさんが応答するようにしました。
電話の間、奥さんが傍に待機して、Aさんがどうしても困ったら換(か)わるようにしました。
電話の相手への失礼は許して貰って、粘り強く続けました。

奥さんが語っています。

「それは、(奥さんが)自分で電話に出たほうが早いですが、言葉がしゃべれる様にする為には、我慢しなければ、少しでも之によって言葉が出来るようになればありがたいと思って・・・」

③そして、玄関に椅子を置き、Aさんが椅子に座って、1人で靴を履く練習が出来るようにしました。
(続く)

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2009年4月24日 (金)

脳卒中から蘇(よみが)える介護術。寝たきり予防!歩けた!話せた!介護で脳が生まれ変わる!「脳の可塑化(かそか)」とは?(1)脳卒中で半身が麻痺し、医師から回復は難しいと告げられたAさんの場合(その1)

4月8日のNHK総合テレビジョン「ためしてがってん」で脳卒中で手足が不自由になった人が「脳の可塑化(かそか)」の働きにより手足の機能を(元通りとはいかなくても)回復させている例が紹介されました。

1)6年前の或る日、Aさんは突然、脳卒中で意識を失い倒れてしまいました。
幸い一命は取り留めたものの、左半身の機能が麻痺(まひ)する等、重い障害が残ってしまいました。

2)そして半年後、退院する頃になって医師から衝撃的な一言を告げられます。
「これ以上、大きな改善は難しい。」

3)Aさんの奥さんが語ります。
「谷底に突き落とされたような感じ。這い上がる事が出来るかどうか分からないような、本当に大変な気持ちでしたけれど・・・」

4)Aさんは自宅に戻り夫婦二人きりの介護が始まりました。
奥さんの負担は想像以上でした。
Aさんは自分で起き上がることが出来ず、着替えやトイレも奥さんの助け無しでは出来ませんでした。
更に、口と舌が麻痺した為、会話も出来ません。
その為、奥さんは24時間目を離す事が出来ず、神経が休まる暇がありませんでした。
(続く)

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2009年4月23日 (木)

必見!介護のスーパー技。寝たきり予防!「立ち上がらせる」「車椅子に乗せる」「寝返りをさせる」。意外と知らない!人間の自然な動きを知れば力を使わずに出来る!!「寝たきり」「床ずれ」対策!4月15日のNHK総合テレビジョンの「ためしてガッテン」の「断然ラク!自宅の介護 負担激減のミラクル技」を一部、要約紹介します。(5)「ハッピー介護ノート」をつけよう

介護に伴う精神的な負担を減らすには?
介護のことで頭がいっぱいになり、一人で思い悩む・・・
そんな方の精神的負担を少しでも減らすために役立つのが「ハッピー介護ノート」です。
長野県松川町で、自宅で介護をしている皆さんに試して貰ったところ、始めて一週間後には、不安や落ち込みなどマイナスの気分や感情が改善していました。

ハッピー介護ノート活用法
1冊のノートを用意し、ページの左半分に 介護について良かったこと、右半分に 介護以外(日々の生活)で嬉しかった事を書くだけ。
嬉しかった事を書留(かきた)めるうちに次第に介護や介護以外の生活でのちょっとしたことが嬉しく思えてくるのです。

使い方や分量は自由です。
嬉しいことを無理に探す必要はありません。些細(ささい)な事でOKです。

番組のホームページで詳しい動画を見ることが出来ますので、是非、介護に役立てて下さい。

(「断然ラク!自宅の介護 負担激減のミラクル技」の項終わります。次回は「脳卒中の重い後遺症から蘇(よみが)える新介護法」を紹介する予定です。)

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2009年4月22日 (水)

必見!介護のスーパー技。寝たきり予防!「立ち上がらせる」「車椅子に乗せる」「寝返りをさせる」。意外と知らない!人間の自然な動きを知れば力を使わずに出来る!!「寝たきり」「床ずれ」対策!4月15日のNHK総合テレビジョンの「ためしてガッテン」の「断然ラク!自宅の介護 負担激減のミラクル技」を一部、要約紹介します。(4)「ベッド(布団)の上で体をずらす」技

ベッドでの体の移動のし方(ずらし方)
※骨が弱っているおそれがあるので医師や専門家に相談の上行って下さい
手順
(1) ベッドの上に乗り、相手(介護される人)の足元の左側に座る
(2) 相手(介護される人)の足の両膝(ヒザ)を立て 自分の右足を相手の両足に乗せ、相手の足が動かないようにして、相手の左側から移動して相手の足元に座る。
(3)自分のおなかで相手の両膝を押さえる。
(4)相手におしりを軽く上げて貰う。この時、介護する人が両手で相手のお尻を軽く持ち上げ気味にしてお尻が上がるのを助ける。
(5) 軽く上がった相手のおしりを前(介護される人の頭の方向)に押すと、相手の両足が介護する人の右足で固定されているので、自然に、頭の方向に相手の体全体がずれる(動く、移動する)。

ポイント
両足を固定し、お尻を持ち上げ気味にして頭の方向に押すのがポイントです。
お尻が上がらない人の場合は無理をしないでください。

一言アドバイス
上げて貰うのは片方のお尻だけでもOKです

Photo

番組のホームページで詳しい動画を見ることが出来ますので、是非、介護に役立てて下さい。
(続く)

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2009年4月21日 (火)

必見!寝たきり予防!「立ち上がらせる」「車椅子に乗せる」「寝返りをさせる」。意外と知らない!人間の自然な動きを知れば力を使わずに出来る!!介護のスーパー技。「寝たきり」「床ずれ」対策!4月15日のNHK総合テレビジョンの「ためしてガッテン」の「断然ラク!自宅の介護 負担激減のミラクル技」を一部、要約紹介します。(3)「寝返り」をさせる技

私たちは、寝返りの時どんな風に体を動かしているのでしょうか。
調べてみると、ほとんどの人が寝返りの場合
まず片方の足のヒザを立て、足の裏でけるようにして横に体を廻していました。
つまり、片方の足のヒザを立てるという、「動く準備」というべき動作をしているのです。
この「動く準備」を相手にして貰えば、あとは、自然な動きをサポートするだけで格段に楽に介護ができるのです。

【実習コーナー】指と手だけで簡単に寝返り
※骨が弱っているおそれがあるので医師や専門家に相談の上行ってください
※無理に動かさないでください

手順
(1) 両足の膝(ヒザ)を上げてもらう
(2) 手を胸の上に組んでもらう
(3) 頭を上げてもらう
(4) 介護する人が指で介護される人の足のヒザと片方の肩を同時に寝返りさせる方向へ引く(介護する人が寝返りさせる方にいる場合、手前に引く事になる訳です)

ポイント
(1)~(3)のうち介護される人が出来る事をやってもらう
ベッドに接地する面積(接地面積)を少なくしているのがポイントです。
足を曲げられない人は足を伸ばしたまま手を胸の上に組んでもらうだけでも接地面積が少なくなるので楽に出来ます!

Photo_2

上の写真は番組で、指一本で寝返りをさせているデモンストレーションです。

番組のホームページで詳しい動画を見ることが出来ますので、是非、介護に役立てて下さい。
(続く)

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