心と体

2009年2月26日 (木)

老い・介護の間違った常識・通説。長生きするには何が大切か。適切な介護とは?2月18日NHK総合テレビジョンの「クローズアップ現代」http://www.nhk.or.jp/gendai/に、「老い・介護」の問題について興味深い話がありましたので紹介します。(5)

熊本県合志市の“紀水ナーシングホーム”では、トイレまで歩けない人に“おむつ”を着用させる従来の介護のやり方を変え、“おむつ”を着(つ)けさせずに、トイレまで連れて行って、用を済ませるようにし、寝たきりの人の栄養補給にはチューブを使っていたことを改め、どんなに時間が掛かっても口からの食事に変えました。

更に、入浴方法もかっては寝たままで入浴が出来る器械を使っていましたが、之も改め、現在では、職員が介助して通常のお風呂に入れています。

これらの介護方法の変更により、“紀水ナーシングホーム”では、寝たきりの人が激減した、と番組では伝えています。 
従来の介護の常識・やり方を1から疑うのが理学療法士の三好春樹(みよしはるき)さんの考えで、之に共鳴し実践しているのが“紀水ナーシングホーム”の庭田孝男(にわたたかお)さんとそのスタッフです。

実は、私(ブログの著者)も、母親が関西電力が親会社の特別養護老人ホーム“エルホーム芦屋”(兵庫県芦屋市浜町)に入居しましたが、家族の同意も無しに無断で椅子に(動かないように)拘束されたり(条例では禁止されているのですが、四六時中家族が見張っている訳ではなく、実際は、“エルホーム芦屋”では行なっていました)、暴力を振るう他の入居者の犠牲になっても、その暴力を振るう入居に対して適切な処置をしなかったり、「ホームは赤字です」の言葉で人手を省く事を優先した、非人道的な介護の実態を目の当たりにした苦い経験があります。 “
紀水ナーシングホーム”のような介護の施設が少しでも増えて欲しいと切に思います。
(老い・介護の間違った常識・通説、の項終わり)

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2009年2月25日 (水)

老い・介護の間違った常識・通説。長生きするには何が大切か。適切な介護とは?2月18日NHK総合テレビジョンの「クローズアップ現代」ttp://www.nhk.or.jp/gendai/に、「老い・介護」の問題について興味深い話がありましたので紹介します。(4)お年寄りの“おむつ”・チューブによる食事の問題。

理学療法士の三好春樹(みよしはるき)さんは従来の介護のやり方・常識に多くの疑問を呈していますが、その内のひとつがお年寄りの排泄の問題を処理する為の“おむつ”の使用があります。

足の不自由なお年寄りが転倒するのを防ぐ為、“おむつ”をあてがうのですが、これは高齢者のもっている身体的な力を奪っている、と三好さんは言っています。
「トイレに歩いて行けない人は“おむつ” 」と言う考えが、高齢者の感覚を低下させている、と警告しています。

番組では、三好さんの考え方を取り入れて大きな成果を挙げている施設を紹介しています。
熊本県合志市の“紀水ナーシングホーム”の庭田孝男(にわたたかお)は語っています。「何回も三好さんの話を聞くうち、いかに自分の考えが従来の固定観念に縛られているか、間違っているのではないか、考えさせられます。」

以前、この施設では入居者の多くに“おむつ”をあてがっていましたが、今は、どんなに体の機能が衰えた高齢者に対しても、毎食後、トイレに誘導しています。(画面では、車椅子に乗せてトイレに連れて行く様が映し出されている。)

更に、寝たきりの人の栄養補給にはチューブを使っていたこともありましたが、今では、どんなに時間が掛かっても口からの食事に変えました。(画面では、看護士さんがスプーンを使って、お年寄りに食べさせている様子が映っています。)
(続く)

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2009年2月24日 (火)

老い・介護の間違った常識・通説。長生きするには何が大切か。適切な介護とは?2月18日NHK総合テレビジョンの「クローズアップ現代」http://www.nhk.or.jp/gendai/に、「老い・介護」の問題について興味深い話がありましたので紹介します。(3)

番組では、60歳、70歳になって元気でハンバーガーショップ(モスバーガー)で生き生きと働く高齢者の人達の姿が紹介されていました。
(過日、新聞では“マクドナルド”で元気に働く高齢者が紹介されていました) 
「高齢者は、雇ってみると若い人にない気遣(きずか)いが出来て接客が上手い、等のメリットもある」、と番組では言っています。  
勿論、働く高齢者にとっても、自分達が社会に役立っていると言う気持ちの張りや、大勢の中でチームとなって働く刺激も健康に寄与しているようです。

介護の世界でもこれまでのやり方や流儀を変えようという動きが出ています。
(続く)

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2009年2月23日 (月)

老い・介護の間違った常識・通説。長生きするには何が大切か。適切な介護とは?2月18日NHK総合テレビジョンの「クローズアップ現代」http://www.nhk.or.jp/gendai/に、「老い・介護」の問題について興味深い話がありましたので紹介します。(2)

80歳以上の高齢者500人を対象にした追跡調査は現在も続けられているが、苅尾七臣(かりおかずおみ)教授は、現段階で、脳に様々な刺激を与える環境が余命を延ばすのではないかと考えています。

苅尾七臣(かりおかずおみ)教授は語ります。
「脳にとって大切なのは、外からの精神的な刺激であったり、身体的な刺激です。これらが脳の力を保つ秘訣なのではないでしょうか。 
今まではお年を召されたら大事にしようと思っていたと思うんですけど、大事にする意味が違うと思いますね。」
(続く)

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2009年2月22日 (日)

老い・介護の間違った常識・通説。長生きするには何が大切か。適切な介護とは?2月18日NHK総合テレビジョンの「クローズアップ現代」http://www.nhk.or.jp/gendai/に、「老い・介護」の問題について興味深い話がありましたので紹介します。(1)

自治医科大学(栃木県下野)の苅尾七臣(かりおかずおみ)教授は、80歳以上の高齢者500人を対象にするという日本で初めての調査を行なっています。
血圧や血液の検査から物を認知する力の測定まで凡そ40項目を5年間にわたって追跡調査し、“80歳を超えて更に長生きをするには何が大切か”探ったのです。
その結果は通説を覆(くつがえ)すものでした。

80歳を超えた人の余命を決める一番の要因は、高血圧・糖尿病・高脂血症・喫煙暦といった病気ではなく、物を認知する力等、脳の機能だと分かったのです。
(続く)

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2008年11月10日 (月)

女優・有馬稲子さんのシンプル(コンパクト)ライフ・パートⅡ(その3)テレビ朝日11月5日放送の「徹子の部屋」に女優の有馬稲子さんが出演され横浜のマンションに移られた近況を語っておられました。

有馬稲子
「(マンションの)食堂や裏の公園で色んな方にお会いするんです。 皆さん声をかけて下さって、私が一寸記事を書いたりするとそれをちゃんと読んでいて下さって、こうですよ、ああですよ、と言って下さって、」

黒柳徹子
「ああ、いいなーと私も思うんですよ。 私も一人だから。暮らしていくのに、そうゆう風に、皆と知り合いになって、ご飯を食べに行くところもあって、自分ひとりでも食べられて、自由があって、元気で動ける間は。 
そして万一の場合は、どなたか来て下さる方もいらっしゃる・・・」

11月11日のブログへ続く)

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2008年10月15日 (水)

横浜のマンションに移られた女優・有馬稲子さんのシンプルライフ(5)「夏羽織一枚残して死ぬ・・・」

番組キャスターの質問。「大きな生活から、コンパクトにしようとしたきっかけは?」
「それは、昔読んだ本に、或る女の方(かた)が、夏羽織一枚残して死んだと出ていたんですよ。
それを読んだ時、強烈な印象を受けたんですよ。
夏羽織一枚だけ残して、全て処分して死ぬ事は大変な事ですよ。 
多分、明治の方だと思うんですけど、自分も真似をしようと思って、自分の持っていた物、そんなに沢山持っていた訳ではないんですけど、一度も手を通していない高い着物なんかも、欲しい方にお譲りして、そうでないものは差し上げて。 
家具もフランスやデンマークの良い家具を持っていたんですけど、買って下さる方がいて、お譲りして、もう兎に角、どんどこどんどこ処分して、それで今、こうなったんです。」
「私、昔から、潔(いさぎよ)いんです。物に執着がないんです。指輪もしていないでしょう。指輪とか、何とかも好きじゃあないんです。」
「錦之助さんと一緒の時は900坪の土地に150坪の家に住んでいましたけど、体育館やプールがあったんですけど、そこに住んだから、今はもういいんですよ、小さな家で。大きな家はそれは大変ですよ。」

有馬さんは、7年ぶりの映画出演になった、現在公開中の映画『夢のまにまに』で長門裕之さんと共演し、水上勉原作の舞台「はなれ瞽女(ごぜ)おりん」は四半世紀684回のロングランになりました。
又、現在一人語り版の「はなれ瞽女(ごぜ)おりん」の公演を続けておられます。

(有馬稲子さんのシンプルライフは本稿で終わりますが、下記追記のとおり、パートⅡがあります。)

2008年11月8日:追記

本稿は11月8日のパートⅡに続きます。

是非、ご覧下さい。

2008年11月29日追記

有馬さんの話を聞いて、住まいの在り方について改めて考えさせられました。
確立された自分のプライバシーと、周囲との適度なコミュニケイションはシニアの住宅に限らず、あらゆる世代に必要な要素ではないでしょうか。
残念ながら我国の住まい・集合住宅は未だこのようなニーズにあまり応えているとは思えません。
この問題について、広く皆さんのお考え・意見を聞きたく、別途、ヤフーのサービスを使って、SNS(注:参照)のコミュニティーを立ち上げました。 
ヤフーのSNSは、会員の紹介が無くても、登録すれば誰でも会員になれ利用出来ます。

私のコミュニティーのサイト

http://community.days.yahoo.co.jp/community/community-EdlExtBlLvFoCA----

ヤフーのSNSの案内サイト

http://days.yahoo.co.jp/

注:SNS
「ソーシャル・ネットワーキング・サービス」の略。友だちと日記でやりとりしたり、趣味や好みで新しい友だちと知り合ったりできる、コミュニティサービスのこと。
ヤフーの場合、「Yahoo! Days」 と呼んでいます。

参考までに、一つの案として次のような住まいを考えてみました。皆さんの意見・考えをお聞かせ下さい。

1)キッチン・トイレ・浴室を備えた自分自身のプライバシーの為の空間(部屋)がある。

2)皆が気軽に声をかけあう機会になる食堂がある。

3)そこでは、豪華ではないが住人の健康に配慮した食事が楽しめる。価格は一食@1,000円以内。

4)住人同士のクラブ活動が出来る十分なスペースが施設内にある。参考までに、有馬さんのマンションでは、こうしたクラブ活動が40-50あるということです。

5)クラブ活動は住人が主導し、有志が集まって、材料費程度の実費で運営し、経済的に過大な負担無しに気軽に参加出来るようにする。

6)住人の中の色々な方面で活躍している方、又はかって活躍した方が中心になって勉強会・講演会を適時、開催する。

7)上記のクラブ活動や勉強会・講演会は、施設がある地域の住民も可能な限り参加出来るようにして地域社会との交流を図る。

8)入居者の年齢制限は無し。(シニアに限定しない。)

9)入居者の非常時に対応出来るように看護士のような方が24時間・365日常駐し、病院とも提携する。

10)将来、介護が必要になっても、転居しなくてすむように介護施設を併設する。

11)現在、日本のシニア住宅で広く行われている、入居時にまとまった入居権利金を払う方式ではなく、権利金を伴わない、通常の分譲・賃貸であること。

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2008年10月14日 (火)

横浜のマンションに移られた女優・有馬稲子さんのシンプルライフ(4)

有馬稲子さん「私が移ったのは、宝塚の同期生が二人いて誘われた事です。最初は乗り気ではなかったんですが、入ったら、とてもいいところだと分かってきたの。 
きらびやかでなくて、よく大理石で“こてこて”に“きんきらきん”のところがありますけど、うちはそうじゃあないんですね。
そして皆さんのクラブ活動が盛んで、40ぐらいあるんじゃあないですか。囲碁・テニス・コーラス・コントラクトブリッジ・ダンス、いっぱいあるんです。私も陶芸をやりたくて、いづれ陶芸に入れて貰おうと思ってるんです。」

番組キャスターの質問。「大きな生活から、コンパクトにしようとしたきっかけは?」

15日のブログへ続く)

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2008年10月13日 (月)

横浜のマンションに移られた女優・有馬稲子さんのシンプルライフ(3)

有馬稲子さん「シンプルになった分、余計なことをしないのでお勉強の時間が増えましたね。それが凄く嬉しいんです。私、割と勉強家なんです。」女優になっていなかったら、英文学の教授になっていたかも、とも仰(おっしゃ)っています。

コンパクトな生活をする為の三か条。
1.しまいこんだものは要らない。
「前のマンションで地下にトランクルームがあって、そこに色んなものをしまって、10年間一度も開けた事が無い。(ここに移る時に)大体、どんなものが入っているか分かるから、見ずに全部捨てました。」「貴重なものは無かったですか?」
「いえ、無かったです。勿体無い、勿体無いで取っていたものを全部、捨てました。」

2.早くスタートし、ゆっくり時間をかけて取り組む。
「友達のご主人に、今すぐ、やりなさいと言われ、その通りにしたら、結局、(代々木から横浜に引っ越すまでに)1年かかりました。 又、引越し後、天井まであるダンボール・荷物を整理するのに、更に時間が掛かりました。」

3.物は少なく。
「1部屋にしてしまいましたからしょうがないんですね。台所はレンジが1個しかないから、料理をするのに手順に頭を使います。冷蔵庫も、沢山買わないですね。必要なものしかないです。台所も早く片付くから、その分、お勉強が出来ます。私、本が好きで、直ぐ読まなければならない本がだーと、並んでいるんですけど、中々直ぐ読めない。睨(にら)んでいるんですけど。でも偶(たま)に、勉強をして一寸、疲れた時に、ちらちらっと読んで、又、別のことをするんですけど、兎に角、小さい(狭い)から、色んなものが真近にあるんですね。」

14日のブログへ続く)

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2008年10月12日 (日)

横浜のマンションに移られた女優・有馬稲子さんのシンプルライフ(2)

有馬稲子さんが番組に着てきた洋服は、お気に入りの着物を、「着物の時はたんすの肥やしになっていたので、もったいないので、スーツに仕立てた」ものでした。

番組の中で答えておられました
好きな食べ物―「納豆」
美しさの秘密はー「えー!美しくないですけど・・・そうですね、いつも希望・・夢を持っていることではないでしょうか・・・」

有馬稲子さんは、東京・代々木のテラスがあるゆったりした二部屋の家から、昨年、有馬さんが1部屋に改造した横浜の55歳以上専用のマンションに引っ越されました。

13日のブログへ続く)

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