日記・コラム・つぶやき

2008年11月10日 (月)

「年の差33歳の妻とミッキーカーチス」(その1)11月10日のテレビ朝日の「徹子の部屋」に、今から50年前、平尾昌晃、山下敬二郎と共に「ロカビリー3人男」として一世を風靡し、今年1月に33歳年下のピアノ教師の女性と入籍をしたミッキーカーチス氏が登場し、二人のなりそめや、生活を語りました。印象に残った幾つかの話を紹介します。

きっかけはミッキーカーチス氏が白金で一人で食事をしていると、犬を連れた女性が隣に座って、犬が最初にミッキーカーチス氏のところにきたのが始まりです。
「すみません」と女性。

ミッキーカーチス氏
「いやー大丈夫、動物は大好きだから」

「ペット飼ってるんですか」

「いやー、ロケとかあって、一人もんだから」

女性はミッキーカーチス氏のことを知らないので、ロケと聞いてカメラマンと思ったそうです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

2008年8月11日 (月)

サッポロビール(サッポロホールディングス㈱・恵比寿ガーデンプレイス㈱)のあきれた対応―「スターライトシネマ PLUS 2008」の運営について(4) お客の声に謙虚に耳をかたむけずに、何故、事実の捏造をし、しらばくれるのか?(その3)

「整理券を、1番から順番に渡すのは、良い席で見ようと早くから並ぶ人達に対して配慮が足りないのではないか」という問題点の指摘に対して、サッポロビール(サッポロホールディングス㈱・恵比寿ガーデンプレイス㈱)から、驚くべき事に、

【お並び頂いた先頭の方の座席につきましては、会場の中心あたりの座席をご案内させていただいております。(原文のまま)】
と、回答が返って来た。
「この回答内容は嘘ですよ」と、直ちに指摘したが、サッポロビール側は知らん顔である。 再び、指摘をしてやっと返事が返って来たが、捏造を認めようとはしなかった。

下の2枚の写真は、8月10日(昨日)の映写会の整理券配布の状況を写したものである。

810081

810082
1枚目の写真向かって右の列が整理券を貰う為に並んでいる人達で、列の先頭の人に、黒Tシャツにベージュ色のズボンの係り(2人いる)が整理券を渡している。
サッポロビール(サッポロホールディングス㈱・恵比寿ガーデンプレイス㈱)の主張するように、
【お並び頂いた先頭の方の座席につきましては、会場の中心あたりの座席をご案内させていただいております。(原文のまま)】
のならば、整理券を渡す場所に座席配置表(図)を用意して、それを見ながら、お客に席を選ばすなり、しなければならないが、そのようなものは整理券を渡す場所には何も用意されていない事が分かる。
係り(黒Tシャツにベージュ色のズボン)は、単純に、1の番号から順番に、整理券を渡しているだけなのが明らかである。
座席配置表(図)は、配布場所から20メートルぐらい離れたところにあり(2枚目の写真中央部の白いボード)、お客は、整理券を受け取った後から、20メートル離れた座席配置表(図)の場所に行って始めて、自分の席が何処にあるか知る事になる。

問題点を指摘しても、回答が嘘である事を教えても、改良する時間は十分あっても、サッポロビール(サッポロホールディングス㈱・恵比寿ガーデンプレイス㈱)のお客に対する配慮の足りない態度は変わっていないのである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

2008年8月 8日 (金)

サッポロビール(サッポロホールディングス㈱・恵比寿ガーデンプレイス㈱)のあきれた対応―「スターライトシネマ PLUS 2008」の運営について(3) お客の声に謙虚に耳をかたむけずに、何故、事実の捏造をするのか?(その2)

会場のベンチ席は、前から順番に1から150まで番号が貼ってあった。
そして、整理券を貰う為に並んでいる人たちに向かって、「整理券は列の前の人から、1から150まで順番に配布し、番号の変更は一切、受け付けません」と、係りが繰り返し叫んでいた。 
確かに、列に並んだ前の人から機械的に、1から始まる番号を順番に渡すのが主催者にすれば一番手間がかからない簡単な方法である。 
そこには、お客さんのことよりも、自分達(主催者)の手間隙(てまひま)を少しでも少なくする事が優先されているのである。

この整理券の配布方法では、一番最初に来た人は、一番前の端っこの席になる。 映画の場合、前の席に座ると、スクリーンを見上げなくてはならないので良い席ではない。 端の方も勿論、見難くて良い席ではない。 
「良い席で見たくて早く来る人に、一番前の端っこの席を割り当てるのは可哀そうではないか。 もう少し、整理券の配布方法に配慮があっても良いのではないか」と主催者側の責任者と名乗る「K」(名前は伏せます)に言ったが、暖簾に腕押し。 
そもそも彼ら(会場の運営に当たっている人達)の態度には、お客さんに対する配慮があまり感じられない。 何か訊いても、女性の係りも含めて、迷惑そうな顔をするし、答える内容もつっけんどんで一方的。 係りが客を見下しているのである。 

Kは、「我々のやりかたを諒解し、納得して並んで貰っていると思っている。 (我々のやりかたが)嫌なら、並んで貰わなくても結構。 (映画を見ずに)帰られても構いません」とも言った。 暑い中を足を運んできたお客さんに対する、30代ぐらいの若者の、この尊大・不遜な態度! 
思わず、「映画(「フラガール」)が見たくて、仕方なく並んでるんで、(貴方達の会場運営のやりかたに)納得している訳ではないよ」と言い返す。 
列に並んでいる人からも、「(映写会は)何回もやっているのに、今までの経験から何も勉強していないのかね」と声があった。

以上が、当日(7月27日)のありのままの状況(事実)ですが、このお客に対する配慮の足りない運営の問題点の指摘に対して、サッポロビール(サッポロホールディングス㈱・恵比寿ガーデンプレイス㈱)から驚くべき回答が返って来る。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

2008年8月 7日 (木)

サッポロビール(サッポロホールディングス㈱・恵比寿ガーデンプレイス㈱)のあきれた対応―「スターライトシネマ PLUS 2008」の運営について(2) お客の声に謙虚に耳をかたむけずに、何故、事実の捏造をするのか?(その1)

7月30日のブログhttp://www.ebisu.asia/2008/07/727_d852.htmlで指摘したように、整理券150名の定員があるのだから、列が出来始めた段階で、人数を数え、定員に達した以降は、並んでも整理券は出ないことをお客さんに案内しなければならないが、当日、主催者側は、只単に、列の最後尾に、看板を持った係りを立たすだけで、人数を数えていなかった。 

それでは、集まったお客さんに不親切ではないか、という、本ブログの指摘に対し、サッポロビール(サッポロホールディングス㈱・恵比寿ガーデンプレイス㈱)は、

【お客様のご案内について
お並び頂いている方の人数に関しましてはカウントし、座席数を超えるまえにお客様へご案内致しております。(原文のまま)】
と、しゃあしゃあと、連絡(回答)をしてきている。

何故、このような事実捏造(ねつぞう)を行うのか? 
何故、素直に、不親切な運営だった事を先ず、認めないのか?

サッポロビール(サッポロホールディングス㈱・恵比寿ガーデンプレイス㈱)の対応に寂しさを感じるのである。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

2008年8月 6日 (水)

サッポロビール(サッポロホールディングス㈱・恵比寿ガーデンプレイス㈱)のあきれた対応―「スターライトシネマ PLUS 2008」の運営について(1)

7月27日(日)夜、「スターライトシネマ PLUS 2008」の一環で、映画「フラガール」が「恵比寿ガーデンプレイス」の広場で無料上映された。

Dscn0072

しかし、当日の会場運営は、集まったお客に対する配慮が足りない、尊大・不適切なものであったので、サッポロビールグループの社会貢献の趣旨を生かした今後のより良い運営の為にと、7月30日の本ブログhttp://www.ebisu.asia/2008/07/727_d852.html で具体的に問題点を指摘した。 
その指摘に対して、サッポロホールディングス㈱は、ブログで指摘した問題点は存在しないと言わんばかりに、虚偽の事実をでっち上げて回答してきた。 

「(サッポロビールの)回答書の内容は、虚偽である」と2度にわたり反省を促したが、サッポロビールの対応は変わらなかった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

2008年8月 1日 (金)

「恵比寿ガーデンプレイス」広場で屋外映画上映会『スターライトシネマ PLUS 2008』を開催、7月27日(日)に「フラガール」(監督:李相日、出演:蒼井優・富司純子・松雪泰子・豊川悦司)を上映(19) 7月27日(日)夜、映画「フラガール」が上映されました(その3) 感動を再び

Dscn0072

当日のスクリーン。 屋外なので周りの灯りも写っています。スクリーン上は蒼井優ちゃん。

私はこの映画を見るのは2回目ですが、今回、このブログを書く為に、常磐ハワイアンセンター(現:スパリゾートハワイアンズ)創業の物語を調べて、事実と映画の違いを知ったので、1回目より感想が一寸、違ってきました。

映画では、女の子達に、ダンスを教える東京から来た先生は、昼間から酒をあおって、女の子達との初対面の挨拶も禄に出来ず、やくざのような借金取りが追いかけてくる、という設定ですが、モデルとなった実際の先生は真面目な方で借金取りもいなかったとのことです。 
大ドームの中の椰子の木を守る為に、炭鉱住宅の人達が、自分達の寒さも厭(いと)わず、家の石油ストーブを自発的に持ち寄った事実も、映画では、富司純子さん演じる夫人会長が、常磐ハワイアンセンター開設に反対する人たちを説得する、となっています。
いずれも、映画を面白くする為に、脚色されたものですが、この物語は、そこまでしなくても、事実を追いかけるだけで、このプロデューサー、脚本家、監督、出演者達のチームなら、十分、いや、もっと感動を呼ぶ作品を作ったのではないかな、と思ったりしました。

会場では、映画の物語が終わっても、半数ぐらいの観客は座ったままで立とうとせず、字幕だけになったスクリーンを、感動の余韻に浸るように眺めていました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

2008年7月31日 (木)

「恵比寿ガーデンプレイス」広場で屋外映画上映会『スターライトシネマ PLUS 2008』を開催、7月27日(日)に「フラガール」(監督:李相日、出演:蒼井優・富司純子・松雪泰子・豊川悦司)を上映(18) 7月27日(日)夜、映画「フラガール」が上映されました(その2) 配慮が足りない会場の運営(2)

⑥係りに責任者を呼んで貰う。 やがて現れた責任者Kに、「暑い中に並ばせてないで、整理券を早めに発行してあげたらどうですか」と言うと、「5:45から整理券を配布すると前から言っているので変えられない。我々のやりかたが嫌なら並んで貰わなくても結構。 列に並ぶ以上は、やりかたに納得して貰っていると思っている。」 

⑦「150名の定員に達したら、後は、並んでも整理券は貰えない事を、並ぶ人に言わないと駄目だろう」と言うと、「(並んでいる人の人数は)ちゃんと押さえています」と、K。「では今、何人なんだ」と訊くと、「それは言えません秘密です」

⑧ベンチ席は、前から順番に1から150まで番号が貼ってあり、「整理券は列の前の人から、1から150まで順番に配布し、番号の変更は受け付けない」、ことを繰り返し係りが叫んでいた。 そうすると、一番最初に来た人は、一番前の端っこの席になる。 映画の場合、前の席に座ると、スクリーンを見上げなくてはならないので良い席ではない。端の方も勿論、見難くて良い席ではない。 「良い席で見たくて早く来る人に、一番前の端っこの席を割り当てるのは可哀そうではないか。 もう少し、整理券の配布方法に配慮があっても良いのではないか」とKに言ったが、暖簾に腕押し。

⑨映写会も今年で既に9回目になるが、主催者は、過去の運営から何を学んでいるのだろうか? そして、当日の係りの、横柄・尊大な態度。 主催者は、皆に喜んで貰おうと思って、無料の映画会を開催しているのだろうが、お客に対する配慮の足りない運営では折角の気持ちが生きてこないのでは。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

2008年7月30日 (水)

「恵比寿ガーデンプレイス」広場で屋外映画上映会『スターライトシネマ PLUS 2008』を開催、7月27日(日)に「フラガール」(監督:李相日、出演:蒼井優・富司純子・松雪泰子・豊川悦司)を上映(17) 7月27日(日)夜、映画「フラガール」が上映されました(その1) 配慮が足りない会場の運営(1)

Dscn0063

当日のスクリーン。 屋外なので周りの灯りも写っています。

スクリーン上は蒼井優ちゃん。

①夕方5:45から整理券を配布すると「恵比寿ガーデンプレイス」のホームページに出ていたので、ベンチ席の定員が150名しかない事を考え、4時20分頃会場に行ったが、何処に並んでよいか表示が無い。

②係りを捕まえて聞くと、「何処に並んで貰うか未だ言えない(教えられない)、5時に準備する。それまで(勝手に)並ばれても(我々とは)関係ない」という事で、仕方なく、上映の案内が出ている看板の近くで待つ事にする。

 
③同じような質問を係りにする人が何人か現れるが、係りの答えは同じで、木で鼻をくくったような応対。

④やがて5時過ぎになると係りは、並んでいる人達に声をかけるでもなく、別の場所に黙って、列の表示の看板を出す。 急いで、そこに移ると、「私達は1番に来て待っていたんだ、というグループが前に割り込んでくる。」 争うほどの事でもない、と割り込ませる。

 
⑤5時15分頃には、見たところ、150名ぐらいに達した感じなので、最後尾の看板を持って立っている係りに、「何人になっているか数えているのか」と訊いたが質問外のことを答えるだけで、並んでいる人の人数は言わない。(数えているようにも見えない) 

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

2008年2月19日 (火)

アメリカのイラク侵攻の口実に使われた、コードネーム「Curve Ball」の男

Cbsdocument_main

毎週水曜日深夜(25:55-26:50)のTBSテレビの「CBSドキュメント」は厳選された海外のドキュメンタリーで、日本のメディアとは違った切り口があり、大変興味深い。

2月13日(水)深夜の放送は、アメリカのイラク侵攻の口実に使われた、偽の「生物化学兵器工場の存在情報」の情報源となったコードネーム「Curve Ball」(カーブ・ボール)の男の話でした。証拠となる書面の写しや関係者のインタビュー等で構成されたドキュメントは、現代史の生々しい舞台裏を明らかにするものです。

Condoleza_rice_colin_powellgeorge_2

向かって左から、ライス現国務長官、パウエル元国務長官、ブッシュ大統領、
ラムフェルド元国防長官

1. 2003年2月5日、当時のアメリカ国務長官(日本の外相にあたる)コリン・L・パウエル氏は、国連安全保障理事会でイラクの大量破壊兵器について演説をした。この中で彼は、生物兵器の移動式製造工場について、イラストを使って説明し、「之はイラク人の化学エンジニアによってもたらされた信頼すべき情報だ」と語った。

2. 後に、情報提供者が「Curve Ball」と言われるコードネームで呼ばれていた事が明らかになった。 CBSは2年に渡って取材し、アメリカに偽の情報を提供した「Curve Ball」の正体を突き止めた。

3. 下の写真は、ラビド・アハマド・アルワンが1993年にバグダッドで知人の結婚式に出席した時のものである。

Curve_ball_300

6年後、彼は「Curve Ball」と呼ばれる情報源になり、アメリカのイラク侵攻の手助けをする事になる。

4. 1999年11月、当時32歳の彼は、ドイツ、ニュールンベルグ郊外の難民キャンプに車で来て亡命を申請、「自分はイラクの化学技術者で大学時代の成績を見込まれてバグダッド郊外の工場の監督をしていた」、と話した。そして「そこは、表向きは“種(たね)の精製工場”だが、実は秘密の“移動式生物兵器製造施設”だ」と明かした。

5. 彼がドイツ当局に話した内容では、特別装備のトラックが写真右端の工場の一方の入り口から入り、そこでホースやパイプに接続して病原菌を培養し、やがて病原菌を積んだトラックは反対側の出口から出て行く、というものだった。

A409_sat_warehouse_205008172218495

之は、“イラクが移動式の生物兵器を開発する可能性がある”という、欧米の情報当局の懸念と一致。ドイツ当局はアルワン氏の身柄をニュールンベルグからエルラムエンに移し、「Curve Ball」と呼ばれるコードネームを与える。そこで週に1・2回、1年半にわたり尋問、本人がアメリカ当局との面接を望まなかった為、情報の要約だけがワシントンに送られた。しかしそれはCIA(Central Intelligence Agency米中央情報局)の分析官を納得させるものだったのである。或いは、イラク侵攻の口実を探していたCIAがこの話に飛びついた、とも言える。

6. その情報を根拠にCIAは、“イラクが炭素菌などの生物兵器でアメリカなどを攻撃、もしくはテロリストグループに横流しする恐れがある”と主張した。「Curve Ball」からの情報で特に注目されたのは、彼が問題の施設で働いていた時に“生物兵器の威力を目の当たりにした。即ち、1998年に起きた事故で、貯蔵タンクの周りで働いていた12人が死亡した”、というものだった。 2001年2月、ドイツとアメリカの専門家がミュンヘンでこの件について討議した。1998年の時点で問題の工場(建物)の前には車が通り抜け出来ない壁があった事が分かった。しかし、「Curve Ball」を信じるCIAの分析官たちは“壁は見せかけだ”と解釈した。更に「Curve Ball」は、“移動式生物兵器計画”の幹部に、著名な核化学者、バシル・アル・サピル博士がいたと証言し、CIAの信頼を深めた。 当時、イギリス諜報局はイラク国外にいる博士を見つけ出し、施設について質問している。CBSも又、博士にインタビューし、その時の映像を記録している。そのインタビューで、博士は、“移動式生物兵器計画”の存在を完全に否定している。博士は、問題の工場は、「本当に“種(たね)の精製工場”であった」と断言している。博士は更に、「もし自分がそのようなプロジェクトに関わっていたら、1999年に出した海外移住申請をサダム・フセインが許可する訳はない」と指摘。  

一方、博士の海外移住を知らされた「Curve Ball」は、驚きを隠せず、情報提供には以前より神経質で、非協力的になった。

7. ドイツ当局も彼に不安を覚えるようになった。アメリカでも2002年12月、元CIA中央グループのチーフ、マーガレット・ヘモック氏が会議で疑念を露(あらわ)にした。「あの男が何者なのか、身分を証明するものが何も無い」と指摘した。「事実だと言う証拠が無いなら、信用するべきではない」、と。しかし、「Curve Ball」を信用する分析官は、「施設での死亡事故で彼が防護服を着用した写真がある」、と反論。ヘモック氏が、「何故、之が彼だと分かるんです?防護服で顔も見えないのに」と訊くと分析官は一言も返す事が出来なかった。ヘモック氏は上司に、「あの情報源は没です」と報告したと、CBSのインタビューで話している。

8. しかしそれでも、「Curve Ball」は、CIAの中で生き残る。 

2002年12月18日、CIA長官のジョージ・テネット氏は、ドイツ諜報局長官に緊急要請をした。その内容は、“対イラク戦について3日後にブッシュ大統領と会談する予定があるので、「Curve Ball」本人をテレビ出演させるか、或いはアメリカ人専門家が彼に面談し、その模様をテレビで放送したい”、というものだった。“それが駄目なら、「Curve Ball」が提供した情報を公開したい”、と。そして“48時間以内に回答をして欲しい”と頼んだ。 

48時間後、ドイツ諜報局長官から文書で回答が来た。CBSは、そのコピーを入手している。ドイツ諜報局長官は、「Curve Ball」本人のテレビ出演も、アメリカ人専門家によるインタビュー要請も却下、その上で、“「Curve Ball」の報告自体は信頼出来そうだ”と記しているが、“情報を立証する事が出来なかったので、未確認の情報として扱うべきだ”、とも付け加えている。 

この手紙についてテネット氏本人はスポークスマンを通じて、CBSに、“見覚えがない”と主張。 之に対し、元CIAヨーロッパ担当チーフのドラム・フェラー氏は、「見ていないと言うなら、当時の特別補佐官に問い質(ただ)す必要があります。実際は長官に手紙を見せた筈です。本人は見たくない手紙だったのでしょう。」と語っている。 

翌12月21日、テネット長官はブッシュ大統領と会談、“イラクの大量破壊兵器の保有は絶対確実だ”と太鼓判を押した。

9. 国連を説得するのは、コリン・L・パウエル国務長官の役目だった。 彼は陸軍参謀長、ラリー・ウイルカーソン大佐をCIAに派遣した。 テネットCIA長官と側近の専門家たちは、大佐の前で、“絶対に間違いない”、という態度でイラクの“移動式生物兵器計画”の話をダイナミックに、ドラマチックに説明した。  

そして、2003年2月5日、パウエルアメリカ国務長官は、国連安全保障理事会で、世界に向けて、「サダム・フセインが生物兵器を保有している」と発表した。会議場に、「Curve Ball」がドイツ当局に説明した工場の模型が映し出された。実は、決定的証拠とされたものは、アメリカ当局が一度も会った事が無い情報源から得た、言葉だけで、裏づけするものが何もない情報だったのである。

10. その3日後、「Curve Ball」が証言した、バグダッド郊外の“移動式生物兵器製造施設”を国連の査察団が訪れた。そこで彼らが見たものは、1998年当時にもあった、問題の工場(建物)の前にある、車が通り抜け出来ない壁だったのである。「トラックが出て行く」と「Curve Ball」が言った建物の反対側にも壁があり、トラックが出て行けないばかりか、建物には出口すら無かった。建物内を精密に調査し、サンプルを採取したが、生物兵器の痕跡は全く見つからなかった。 

しかし、この査察結果は何の影響力も無かった。 アメリカのイラク侵攻は査察結果報告の3週間後に始まったのである。
Iraqdusk    

Captsgeqct63021107024115photo00phot

11. アメリカがイラクを制圧し、大量破壊兵器を探し始めた頃、「Curve Ball」の話に破綻が生じ始めた。

「Curve Ball」こと、アルワン氏はドイツ情報当局に「化学工学科を最優秀で卒業した」と話していたが、彼の大学の成績が見つかり、100点満点で50点前後だった事が分かった。

結局、問題の工場は単なる“種(たね)の精製工場”であった事が判明した。アルワン氏は1995年に“種(たね)の精製工場”を辞めた後、バベルテレビ制作会社に就職し、そこで高価な装置を盗んで逮捕されている。12人の犠牲者が出たという“1998年の工場の事故”は、根も葉もない全くの作り話だったのである。アルワン氏は当時、イラク国内にすらいなかった。

12. 2004年3月、ドイツ情報当局は、CIAがミュンヘンで「Curve Ball」の尋問を行う事を許可した。

建物の前の「壁」が鍵だった。CIAが「Curve Ball」に、施設の写真を見せ、壁の存在を指摘すると、彼は、「写真を修整(合成)したのですね」と言った。壁は1997年に建設されたので、1995年に工場を辞めていた「Curve Ball」は、壁の存在を知らなかったのである。 CIAは、結局、「Curve Ball」がペテン師だった事を認めざるを得なかった。 

Rice_curveball_070613_main

彼が何故、作り話をしたのか?ドラム・フェラー氏は、“ドイツの永住許可が欲しかったので、機密を知っていると言った”、と推測する。 アルワン氏は結局、望みのものを手に入れ、現在は新しい名前でドイツで暮らしている筈である。  

WHO(World Health Organization―世界保健機構)はイラク開戦で15万人以上の民間人が犠牲になっている、と最近、発表している。

13. コリン・L・パウエル元国務長官は、その後、ABCテレビのインタビューで、2003年2月5日の国連安全保障理事会の演説は、「我が人生の汚点だ」と語っている。  

060313_war_colinpowell_tn

アメリカ軍に捕まり、「大量破壊兵器の存在を何故、ハッキリと否定しなかったのか?」と、CIAから尋問されたサダムフセイン・イラク元大統領は、「隣国イランへの牽制と、アメリカがイラクを攻撃するとしても、局地的・限定的なものにとどまると思った(前回、イラクがクエートを攻撃した時、アメリカはバグダットまで侵攻しなかった)」と答えたということである。 その後、彼の死刑が執行された。

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|

2008年2月12日 (火)

新規開店の “SMOOCH”

昨年1210日、「恵比寿ガーデンプレイス」に新しい路面店が開店した。

Dscn0127

先ず、この店を見て名前が分かる人、発音できる人が何人いるだろうか?

店の前にパンフレットがあったので、読んでみたが、店の名前は直ぐには分からない。

家に帰って落ち着いてじっくり読んで、どうやら、看板はSMOOCH と書いている事が分かる。

パンフレットの文面を引用すれば、【 “スムージー”と呼ぶビタミンとミネラルが豊富なリキッドミール】を売っている事が分かった。

Photo

価格は、1カップで@500円前後です。 店の前には可愛いテーブルと椅子にひざ掛けも置いてありますから、わんちゃんと一緒の人も“スムージー”を楽しみながら戸外で一休み出来そう。

東京駅の地下街に1号店が昨年8月に開店し、「恵比寿ガーデンプレイス」は2号店で今月には赤坂の「山王(さんのう)パークタワー」に3号店が開店の予定とパンフレットに書いてあります。

ホームページhttp://www.smooch.co.jp/ を覗(のぞ)いて見ましたが、最初のページが英語だけなので、思わず、「間違えたかな、英語のサイトに行ったのかな」と思いました。 2ページ目以降も、説明は見出しが英語で、日本語は字も小さく、一寸、読み難いかな・・・ 

そして、気づいた事は、このホームページは、昨年8月の1号店の開店の際に作成されたもので、その後は更新されておらず、2号店、3号店の記述が全く無い事です。

さて、私がSMOOCHの経営陣なら、次のようにするのだが・・・

   特徴のある健康志向のヘルシーなフード(飲み物・食べ物)なので、メディアに頼んで、出来るだけ多く取り上げて貰います。頼み方も通り一遍でなく、色々、方法・手段を考えます。 メディアに取り上げて貰った記事や写真、等をパネルにして店の前に掲示してお客さんに告知し、通行人の興味をかき立てるようにします。予算があれば可愛い子ちゃんを店の前に立たせて試飲(食)を客に勧め、その様子を“新しい健康フードが日本に上陸した”という趣旨・触れ込みでテレビや雑誌に取材し、報道して貰います。

   商品“スムージー”は未だ日本では認知度が低いので、商品説明を大きく店の前に出します。 

   店の名前が分からない事には話にならないので、看板に、英語のロゴとマッチする(似合う)日本語の書体を考えて、日本名もつけます。

   商売は“売れてなんぼ”の世界です。「一寸、食べて(飲んで)みよう」という気持ちを起こさせる価格に思い切って値下げします。

   ホームページは適時、更新し、内容も読んで面白い、興味がわくように工夫します。何事も客の目線で考え、分かり難い横文字を前面に出すのは控えます。

最後に、店の名前は、「恵比寿ガーデンプレイス」の案内所に訊いてやっと分かりました。 「スムーチ」と呼びます。

Dscn0126

| | コメント (0) | トラックバック (0)
|