経済・政治・国際

2010年3月 4日 (木)

2月10日のテレビ東京、“ワールド・ビジネス・サテライト”で“働く喜び”を作る会社として㈱アールエフ(長野市社員175人、平均年齢30歳、口腔内カメラで世界シェア85%を占め、17年前の創業以来黒字経営を続ける)が紹介されました。(その6)

丸山次郎㈱アールエフ、CEOの語録―

特許について思うこと
「開発中は、パテントなど考えない方がいい。出願書類などに時間をかけるぐらいなら多くの人々に見てもらい、その技術の評価を受けた方がいい。今、たわいない特許出願が多すぎる。」

社長に金は持たせない。
「とかく金を持たせると、社長なんてやつは外に出るとカッコつけたがるだけだから。
高額な測定器など欲しくてもすぐ買わない。
高額な測定器ほど、使いこなせる技術者は少ない。
周りにある物で測定器を作らせる。測定器を作らせると驚くほど技術力が上がる。」

「研究成果は投じる金額の大きさではない。
研究者1人ひとりの夢と情熱である。」
㈱アールエフの項、終わり。

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2010年3月 3日 (水)

2月10日のテレビ東京、“ワールド・ビジネス・サテライト”で“働く喜び”を作る会社として㈱アールエフ(長野市社員175人、平均年齢30歳、口腔内カメラで世界シェア85%を占め、17年前の創業以来黒字経営を続ける)が紹介されました。(その5)

丸山次郎㈱アールエフ、CEOの語録―
「新しいことを始める時には、その分野をひややかに見て人々にとって本当に必要があるのか考える。十分に時間をかけて。

自分の内側から何か熱いものがこみ上げてくるようなら、スタートすべきである。
問題はこのスタートを間違えることである。
とかく技術屋は、「こんなもの技術的に無理だよ」で止めたり、「自分の持っている技術で可能だから」とかで作り上げてしまったり。
その製品に熱いものが入っていないから、売れない物を平気で作る。」

いざ設計に入る時は、仮に先に出ている製品があっても入手して内を開けたりして見ない方がいい。
なぜかというと、発想が貧困になる。
大筋の方向が決まってから入手可能なら開けてみて、自分の考えよりも賢いやり方の所はどんどんパクれ。
全く新しい分野への挑戦なら十分に時間をかけて『これでもか』と悩め。
で、図面を書きなぐって、1日~2日は違う仕事をして3日目にもう一度見る。
その上でできる限り自分とちがう分野の人たちを集めて時間をかけて説明する。
そして、いついつまでに作り上げると、皆の前で発表してしまう。
これで、どんなことがあっても完成させなければならないはめになる訳だ。
(続く)

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2010年2月28日 (日)

2月10日のテレビ東京、“ワールド・ビジネス・サテライト”で“働く喜び”を作る会社として㈱アールエフ(長野市社員175人、平均年齢30歳、口腔内カメラで世界シェア85%を占め、17年前の創業以来黒字経営を続ける)が紹介されました。(その4)

丸山次郎㈱アールエフ、CEOの語録―なぜ、短期間に市場No.1になれたのか
「アールエフは『しろうと集団』の集まりだったからである。いわゆる“プロ”はアールエフに来ない、いや採用しないからである。 ただ単にその歴史を見てきたような“プロ”は足を引っ張るだけで、斬新な発想ができない奴ばっかりで大発明はできない。
過去の歴史の延長ではヒット製品はもう生まれない、全く違う発想で開発に向かわなければならない。ある意味で歴史を知らない方がむしろとんでもない発想が浮かぶ。
これが『しろうと集団』である。少しおちこぼれの素人の方が面白い。」

「この『しろうと集団』は、一見ばらばらに見えるが、実は非常に無駄のない動きをしていて、2人、3人…と集まると掛け算の如くとてつもないパワーを出すし、猛スピードで走っていても瞬時に全く違う方向にも行ける。
ただし、この連中に理解させるには時間は必要ないが、深い話をする必要がある。したがって少し疲れる。」
(続く)

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2010年2月27日 (土)

2月10日のテレビ東京、“ワールド・ビジネス・サテライト”で“働く喜び”を作る会社として㈱アールエフ(長野市社員175人、平均年齢30歳、口腔内カメラで世界シェア85%を占め、17年前の創業以来黒字経営を続ける)が紹介されました。(その3)

丸山次郎㈱アールエフCEOの語録―でっかいやつら『エリートが集まっている大企業の大きな研究所』に勝つには
「どうせそんなところと競争しても勝ち目は無いよ、と大抵の人は勝負する前に決めつけて負けている。だけどそんな大手の研究所にいるやつは、実は発想が貧困なのが多い。だから、怖がることはない。…けっこう勝つから。」
「それから「役人」とは、素直に聞くだけでなく、時には喧嘩もすべきである。YAKUNINは頭だけで理解している。熱いものが無いから、本気でぶつかるとやっぱりけっこう勝つ。そして必ず黙りこくる戦術に出る。でも、中には凄い人もいる。本気でぶつかると本音で答えてくれる役人もたまにいる。」
(続く)

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2010年2月19日 (金)

2月10日のテレビ東京、“ワールド・ビジネス・サテライト”で“働く喜び”を作る会社として㈱アールエフ(長野市社員175人、平均年齢30歳、口腔内カメラで世界シェア85%を占め、17年前の創業以来黒字経営を続ける)が紹介されました。(その2)

アールエフでは、昼のランチは会社が支給する弁当を、くじ引きで決めた席で取る。こうする事で毎日、違う部署の人とコミュニケーションを取れる事になる。

社員「(部署が)全然違う人と毎回話せるので楽しいです。いろんな情報も集まるし・・・」 

丸山次郎CEO「計画が無いと最初に言ってしまうと、社員一人一人が必要と思える事を見出して歩き始めている。
自分達に全てがかかっている、というか、自分達が作ったんだということが、分かり易い会社にしてきた。」
(続く)

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2010年2月11日 (木)

2月10日のテレビ東京、“ワールド・ビジネス・サテライト”で“働く喜び”を作る会社として㈱アールエフ(長野市社員175人、平均年齢30歳、口腔内カメラで世界シェア85%を占め、17年前の創業以来黒字経営を続ける)が紹介されました。(その1)

アールエフでは、いつも会議は突然、招集される。丸山次郎CEO「非常に流動的というか、無茶苦茶なんだよね。(笑)決まっていない方が合理的と言えば合理的なんです。」
メーカーでありながら、ノルマや、事業計画は無い。
製品の開発スケジュールも決めない。
社員に任せることで、自ずと社員が部署を超えて協力し、製品開発を進めるようになった。
社員「急に良い案が浮かべば、直ぐそっちに走って、こっちの方がよいと思えば方向転換をする。」
(続く)

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2009年12月21日 (月)

12月20日のNHK総合テレビジョン“課外授業ようこそ先輩”に公認会計士・経済評論家の勝間和代さんが出演されました。ベストセラー作家でもある勝間和代さんのお父さんは東京都葛飾区で町工場を経営されていましたが、一番したのお嬢さんが小学校5年生でもあるが、28年前に卒業した母校の東京都葛飾区立住吉小学校で、どのような授業をされるのか、楽しみにして拝見しました。(その2)

勝間和代さんは、事前に皆に、1週間、起きてから寝るまで、どんなことをして過ごしたか、細かく書き出しておく宿題を出していました。

そして、①勝間さんは、その1週間の時間の中で、ワクワクして楽しかった事を赤く、塗りつぶすよう、赤いサインペンを皆に渡します。
それが、自分が何をしている時楽しいのか、知ることのステップになります。
パソコンで音楽を聴いている時、友達とおしゃべりをしている時、ランニングをしている時、人により様々です。

②次に勝間さんは6人1組になって、順番に1人の人を客観的な視点から、相手の良いところを積極的に探し、ほめられた人はひたすら、それを書き留めるよう言います。
ルールは絶対にけなさない事。
その時、出来るだけ具体的にほめるよう勝間さんは指導します。
例えば、「スポーツが出来る」、は、具体的に足が速い。
「明るい」、は、いつも笑っている、という具合です。
相手の良いところを積極的に探す事は、自分の良いところを積極的に探す勉強でもある、と勝間さんは考えるのです。
友達からのほめ言葉の中に、自分では気づいていない得意な事が隠れている事もあります。
(続く)

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2009年12月19日 (土)

「窓口営業は午後3時まで」の銀行の常識を破り、午後5時まで窓口が開いている「りそな銀行」に感心していたら、12月7日のテレビ東京の「カンブリア宮殿」に、りそなホールディングス会長の細谷英二(ほそや えいじ)氏が出演し、その経緯が分かった。何と細谷英二氏は、58歳で金融界とは無縁の鉄道マンから転身し、「だれがやっても再建できない」と言われた「りそな銀行」を再建したのである。(その7)

2008年9月、世界の金融界を襲ったリーマンショックが起きる。企業の株価が軒並み暴落し、日本の3大メガバンク(三菱UFJ,みずほ、三井住友)も保有株式の下落で2,000億円以上の赤字を計上する。
しかし、大企業との「株式の持ち合い」を解消していた「りそな」は、株式暴落の影響を受けず、ひとり、1,239億円の黒字を計上するのである。

「大幅な取引先の株の売却自体が銀行の取引基盤を棄損する。」と、「株式の持ち合い」解消に強く反対した廣富靖以氏も(12月18日のブログ参照)、次のように番組で語っている。
「会長の判断は間違っていなかったですね、と(細谷英二会長に)申し上げた。決断するに当たっての、決意と覚悟そして勇気が細谷さんにはあった。
我々(生え抜きの銀行員)には、その勇気と決意と覚悟が欠けていた。」
(続く)

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2009年12月18日 (金)

「窓口営業は午後3時まで」の銀行の常識を破り、午後5時まで窓口が開いている「りそな銀行」に感心していたら、12月7日のテレビ東京の「カンブリア宮殿」に、りそなホールディングス会長の細谷英二(ほそや えいじ)氏が出演し、その経緯が分かった。何と細谷英二氏は、58歳で金融界とは無縁の鉄道マンから転身し、「だれがやっても再建できない」と言われた「りそな銀行」を再建したのである。(その6)

銀行が取引先との「株式の持ち合い」を解消することは、取引先と縁を切るに等しい。
生え抜きの銀行員達は細谷英二氏の考えに猛反対した。
当時、営業の幹部として、細谷英二氏の方針に異を唱えた廣富靖以氏(現、りそな銀行副社長)もその1人であった。
廣富靖以氏「大幅な取引先の株の売却自体が銀行の取引基盤を棄損する。」 

しかし細谷英二氏は譲らなかった。
細谷英二氏「メガバンクの背中を見てきた営業から、(りそな銀行は)中小企業向けの分野でNo.1の銀行になろうと・・・」 
こうしてりそなは1兆円に及ぶ持ち合い株を売却する。 
そしてその後、2008年9月、世界を揺るがす大事件が起きる。
(続く)

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2009年12月17日 (木)

「窓口営業は午後3時まで」の銀行の常識を破り、午後5時まで窓口が開いている「りそな銀行」に感心していたら、12月7日のテレビ東京の「カンブリア宮殿」に、りそなホールディングス会長の細谷英二(ほそや えいじ)氏が出演し、その経緯が分かった。何と細谷英二氏は、58歳で金融界とは無縁の鉄道マンから転身し、「だれがやっても再建できない」と言われた「りそな銀行」を再建したのである。(その5)

りそなホールディングスの会長に就任した細谷英二氏はお客目線から数々の改革を断行する。
事務の効率化でお客の待ち時間を減らす。細谷英二氏「サービスの質と生産性の向上を両立させる挑戦を続ける。」

現場で銀行の常識を変えた細谷英二氏は更に大きな常識破りに出て行く。
しかしそれは銀行の経営基盤を根底から覆(くつがえ)すものだった。
素人会長の決断に生え抜きの銀行員達は猛反対する。
「我々(銀行員)のストライクゾーンから大きく外れた球が飛んでくる。」 
それは大企業重視からの脱却であり、その際たるものが、銀行と取引先の企業がお互いの株式を持ち合う、「株式の持ち合い」の解消だった。
(続く)

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